春霞に薄っすらと浮かぶ今朝の富士山です。
今日の朝日新聞のコラム「天声人語」に懐かしい言葉が載ってました。クロワッサン症候群です。約30年程以前に女性専用誌「クロワッサン」が女性よ自立せよと高唱して、当時の何も知らない若い女性達が前後の見境無くブームに乗せられちゃったものでした。「結婚からの開放」とか「離婚志願」なんて、今から思えば無責任な特集に踊らされて居る様子を、松原惇子さんが注意を喚起する気持ちを込めて書いた本の題名がクロワッサン症候群です。群集心理で、誰もが自立して 仕事も・結婚も・子育ても簡単に出来る、と錯覚してしまったのでした。然し それには抜群の能力と、覚悟が必要なのに、そんなもの何にも無いくせに、安易に考えてブームに踊っている女性達に松原惇子さんは20年も前に警鐘を鳴らしたのですが、熱に煽られている人々は気が付きませんでした。
その結果 結婚も出来ず、キャリヤウーマンにもなれず30~40代になってしまった人、結婚しても家庭との両立ができずに離婚して心の傷だけが残った人、又 シングルマザーにされて自分の老後が絶望的な状況になった人々と、あの時の熱病に罹ってしまった自分の浅はかさを嘆いても手遅れです。だから松原惇子さんは20年前に警鐘を鳴らしたのです。
格差社会は、様々な貧富の差を作りましたが、こう言う風にメディアに拠って作られた貧者をも救わなければ、と考えると税金が幾ら有っても足りません。!!
その結果 結婚も出来ず、キャリヤウーマンにもなれず30~40代になってしまった人、結婚しても家庭との両立ができずに離婚して心の傷だけが残った人、又 シングルマザーにされて自分の老後が絶望的な状況になった人々と、あの時の熱病に罹ってしまった自分の浅はかさを嘆いても手遅れです。だから松原惇子さんは20年前に警鐘を鳴らしたのです。
格差社会は、様々な貧富の差を作りましたが、こう言う風にメディアに拠って作られた貧者をも救わなければ、と考えると税金が幾ら有っても足りません。!!
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