北朝鮮 第一書記に決まったキム・ジョン・ウン君 彼の今の心境を想う時、どんなものでしょう? 「不安がイッパイ」「期待がイッパイ」の心の休まらないものではないでしょうか?
先ず 「不安がイッパイ」の方はもう言わずと知れた<独裁者としての孤独>ってやつです。世界中から「最貧国」とみられ、日に何万人と言う餓死者が出ると、言われるほどの酷い極貧国の独裁者に祭り上げられて仕舞ったのです。然も 極一部の政府幹部・軍幹部の贅沢な暮しに比べて、一般民衆の困窮ぶりは余りにも酷過ぎて、その恨みが其の幹部連中に集中して居る時に、事も有ろうにオヤジが急死して、其のツケを一身に負わされて仕舞ったのです。
政府や軍の幹部連中は、其の国民の恨み辛みが我が身に降りかからぬ様に、必死にジョン・ウン君を祭り上げ、全部彼に集中するように仕向けました。勿論 ジョン・ウン君も其の事態は予見できましたから、必死に辞退此れ勤めたのですが、周囲に寄り集まって来た長老達に無理矢理押し切られた結果此の様な事態になりました。
最早ジョン・ウン君は 逃れるすべはありません。「え~い こうなったらヤケクソだ!ミサイルでも核爆弾でもう打ち上げてやれぇ~!!」って所でしょう。
「期待がイッパイ」の方は 何も無いのです。可哀想ですが、ジョン・ウン君には折角得た独裁権力ですが、周りの長老達に邪魔をされて、自分の思い通りの事を全然させて貰えないでしょう。
早晩 北朝鮮の国内の各地から<反逆の狼煙>が上がり始めるでしょう。すると長老達は全ての罪をジョン・ウン君に着せて葬り去るでしょう。彼は 「生贄」にされるのです。
2012年4月12日木曜日
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