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2012年7月25日水曜日

<虐め> 嫌な言葉です。 強い人間が弱い人間を虐める 人類が集団生活を始めて以来 絶える事の無い悲しい事柄です。子供同士・男同士・女同士 集団が有れば其処に何らかの力の差が生じた途端に発生するものです。
 立派な人は 「虐めはいけない事だからしてはいけない」と言います。そして本当にしません。然し凡愚な人間は 子供でも大人になっても<虐め>をします。寧ろ 大人の方が残虐で、陰湿で堪え難い虐めをします。其の為に犯罪に奔ったり、自殺をしたり重大な結果を齎します。
 <虐め>の被害者にとっては 死ぬほど辛く堪えられないのですが、<虐め>の加害者の方は蚊に刺された程にも感じて居ないのです。重大な結果を知らされてから「えっ!!どうして?」と思う位で、自分が被害者を其処まで苦しめて居たなんて全然覚えて居ないのです。
 大津市の中2自殺事件でも、虐めた少年3人は「あれは虐めでは無い!遊びだった!」と言って居ます。その程度の軽い気持ちしかないのです。自殺した少年の父親は、裁判に訴えて法廷で決着を付けるつもりの様ですが、仮に 3人の加害者達に法的処罰を加えたとしても、「なんで 俺達だけが罰せられるんだろう?」と思うだけで、却って無用な恨みをかうかもしれません。
 日本もアメリカに虐められて居ます。沖縄基地・オスプレイとアメリカから一方的に無理難題を押し付けられても何も言えません。日本と言う<弱虫>をどれ程に虐めても何も言わないから、「もっと虐めてやれ!もっと泣かせてやれ!」と思っているのでしょう。そして 虐めて居るなんて毛先程も思って居ないのです。

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