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2007年8月31日金曜日

強情な車椅子

今日は定期健診に行って来ました。それ自体は何の問題も無くて良かった訳ですが、その時の目撃談です。

丁度救急車が入って来まして救急患者がストレッチャーで運ばれて来ました。心臓マッサージをしながらの搬送ですから一刻を争う状態と見て取れました。

それが丁度反対側から来た車椅子と衝突してしまったのです。緊急処置室までの通路は幅2メートルほどの広いもので充分すれ違いを出来るのですが、どう間違ったのかガチャンとぶつかってストレッチャーに車椅子がめり込んだ形になってしまったのです。

車椅子をバックさせれば直ぐ外れて問題無いのに、車椅子に乗ったお婆さんはガンとして退きません。病院中に響き渡る大声で「お前らがぶつかって来たんだ!!。お前らが悪い!!」と叫んで動きません。

然し 事は一刻を争う緊急事態です。救急隊の人はお婆さんを車椅子ごと持ち上げて除けると患者を緊急処置室に搬送して行きました。心臓マッサージを続けながら それに向かってお婆さんは「バカヤロー!あやまれぇー!」と怒鳴り続けて居ました。 私はそのお婆さんに「あやまるのは お前だろ!」と言ってやりたかったのですが、出来ませんでした。物凄く恐い顔をしてましたから・・・

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