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2007年10月10日水曜日

チェ・ゲバラ



今年もお茶の花がボチボチ咲き始めました。

昨日10月9日は 革命家チェ・ゲバラの命日でした。アルゼンチンの比較的裕福な家庭に生まれながら、キューバのカストロ議長と協力して独裁者バティスタを追放してキューバ革命を成功させた英雄です。然し 革命成功後は、彼の理想主義と実践主義、更には修道僧の様な潔癖主義が周囲の人達に受け入れられず、キューバを去り、アフリカのコンゴやボリビヤと自分の働き場所を探しましたが、いづれも現地人達のモチベーションの無さに失意の日々を送り、最後には見方の裏切りで、政府軍に逮捕されて、処刑されたのが1967年10月9日で、丁度40年になります。彼が英雄と称されるのは、その悲劇的最期であるとともに、彼の行動が率先垂範で道路を作るための土運び、とか農業の開墾などを先頭に立って働いた事です。でもそれが却って彼の周囲に居る偉い人達には鬱陶しくて次第に孤立していったのです。偉い人達は楽をしたがりますから・・・

ゲバラが英雄と言われる様になったのは、彼の死後で、ジョン・レノンなどは彼の事を「人類で一番かっこいい男」と称えたそうです。いつの時代も英雄が認められるのは死んでからですね。

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