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2008年1月14日月曜日

死刑!!!

昨年の死刑判決が46件有ったと報道されました。

死刑が是か?非か?と言う重たい問題を、私などの法律の素人が大きな顔をして結論付けるのはおこがましいのではありますが、此の頃の凶悪犯罪が多発する事情を思う時、死刑は必要ではないかと思わざるを得ません。

死刑廃止論者は「人が人を裁く事が是か?非か?」と言う人道的論拠から、その究極の刑である死刑を否定する訳です。神ならぬ者が人に死を与える事は、たとえ凶悪な犯罪人であっても赦されない。その人権を尊重すべしと唱えるのです。

一方 犯罪被害者及び遺族にしてみると、犯罪人に対する怒り・憎しみ・悲しみ・苦しみは言語に絶する耐え難いものがあるでしょう。もし その憎むべき犯罪人が、死刑にならず無期懲役になったら、あるいは心身こうじゃく状態とやらで無罪だったら・・・もし 自分が被害者・遺族の立場であったとしたら・・・もう怒りの余り発狂してしまって「司法が死刑にしないなら、自分がこの手で死刑にしてやる!!」と思ってしまうでしょう。

私は 死刑廃止論者ほど大きな寛容の心や、高邁な論理は持って居ません。然し 昔見たドラマを思い出します。それは 裁判官の家庭に強盗が入った話でした。その時 裁判官が強盗から受けた恐怖心や怒りから 今まで温情的傾向の判決をしていたのに、一変して厳しい判決を下す人になってしまった。その裁判官は 生まれて初めて自分が犯罪被害者になり、偶々奥さんが妊娠中と言う事もあって、精神的ショックが奥さんに影響すれば大変な事になる、と考えて犯罪に対する強い憎しみを持つ様になった。と言うストーリーでした。この裁判官の心の変化は充分頷けます。

死刑は 犯罪抑止力がある と思います。万全ではないにしても、ある程度は有効な筈です。だから 死刑は必要だと思います。そして 凶悪犯罪人を罰する為にも!!

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