今日の選抜高校野球第二戦 履正社(大阪)対下関商(山口)の試合は、延長10回裏 下関商の中堅手のエラーで履正社のサヨナラ勝ちになりました。何とも言えない残酷な結末です。甲子園はトーナメントですから、負けたら全てお終いで、それまでチームメイト達と一緒に歯を食いしばって汗と涙で頑張ってきた苦労が無に帰してしまうのです。それも 中堅手は自分の所為で負けたのですから堪りません。暫くは泣き崩れて立ち上がれず、僚友に抱かかえられてダッグアウトに戻りました。彼はこれから永い時間このエラーと言う重たい荷物を背負って行く事になるでしょう。一所懸命にプレーをしたのに、精一杯頑張ったのに、 不運と言うしかないエラーをしてしまって負けたのです。
然し この敗戦は決して彼一人の責任ではありません。 以前 こんな話を聞きました。やはり延長戦でトンネルをしてサヨナラ負けをきっしてワンワン泣いているエラーをした選手に、監督が言ったそうです「泣くなバカヤロー!! みんなも聞け みんながもっと早くもう1点取ってれば、延長戦にならず、彼もエラーをせずに済んだんだ。だからこの負けはみんなの責任なんだ。!!」だから 今日の下関商の敗戦は中堅手一人の責任ではないのです。
2008年3月23日日曜日
甲子園 その2
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