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2009年1月6日火曜日

人・物・金!?!

産業の三要素と言えば昔から「人」「物」「金」と言われて来ました。其の中でも、一番重要なのが「人」です。それがいつも間にかアメリカ的資本主義の毒素に染まり「金」「金」「金」の傾向が甚だしくなり、「金」が全てを支配し、金さえ有れば何でも出来ると若い人達の中には思い込む者が出て来ました。ホリエモンや村上ファンドとかいった投機や株転がしで儲けようとした者達です。
 つまり 金融が経済の中心で、地道に働く製造業や農業、漁業と言う産業をまるで馬鹿にするがの如き様相を呈した結果がこんにちの「世界金融大恐慌」です。アメリカの低所得者層向けの住宅ローンを証券化して、それを転売(転がして)儲けようなんて発想を誰が考え出したのでしょう?。そいつのお陰で世界中の金融機関が大損害を蒙って破綻したり、消費者の買い控えで車が売れなくてビッグ3が倒産寸前だったり、トヨタまでが赤字になったり・・・。
 本当に 此の「サブプライム・ローン」ってやつを考え付いた奴は大した奴です。何しろ世界中を大混乱にして、失業者を無数に出し、此の寒いのにホームレスを大勢出して、そのくせ自分は暖かい所で悠々自適の生活を楽しんで居るのじゃないか!?!と、つい僻み交じりに思って腹が立ってしまいます。
 ことほど左様に もうアメリカ式資本主義は破綻した訳ですから、日本の各企業はいつまでも「アメリカが悪い!」とか「サブプライムが悪い!!」などと愚痴ばっかり言ってないで「日本独自の資本主義」を確立して行かなければなりません。

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