昨日 静岡大学の小和田教授の授業を受けに行きました。少し早目に着いたので学生協の売店で、本を立ち読みして見た本の内容で注目すべきものがありました。
表題は「高学歴フリーター」で著者は若い?女性でした。現在の日本では大学院の博士課程をを修了して、正規の職業に就職出来なくて、已む無く契約社員、アルバイト、等 所謂非正規雇用・フリーターをしている人達が12,000人も居るそうです。そして 大学院を修了した人の就職率は50%そこそこと言う事です。勿体無い!! 何と言う時間とお金の無駄遣いでしょう!?!。「博士号を持ったフリーター」とは何と言う悲しい事ででしょうか!!。失ったお金は取り戻す事も出来ますが、時間はもう取り返せません。
実例として 著者は書いてますが、或る有名私立大学の大学院博士課程を修了した女性が、やはり一般企業への就職が出来なくて、已むを得ず大学に残り臨時の助手として月給15万で働いて居ますが生活出来なくてコンビニでアルバイトをして漸く糊口を凌ぐ毎日だそうです。彼女は「いったい何時まで此の生活が続くのかしら?此れからどうなるかしら?」と反問しても答えの出無い人生を送って居るのです。可哀想に臨時の助手では、将来助教授とか教授になる可能性は絶無で、全く夢は無いも同然です。博士がコンビニでアルバイト!?!です。
此の売店の本売り場には「就活関連の本」が山積みしてありまして「履歴書の書き方」とか「面接試験を受けるコツ」みたいな所謂「How to」本が書棚にもギッシリでした。学生さん達は此の本を買って読んで就活をするのでしょうが、現実の厳しさには「大変だろうなぁ~」と つい同情を禁じ得ませんでした。
2009年1月14日水曜日
高学歴フリーター??
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