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2012年3月27日火曜日

仮病患者?

「偽 病人?」 昨日アップした認知症の老婆の話です。実はこの婆さんは認知症らしいのですが、どうも様子が怪しいのです。医者や看護師が「今日は何月何日ですか?」と聞きますとトンチンカンな事を答えます。そして「私の主人が先程見舞にきたけど・・・何処に行っちゃったの?」とか 言いますが、此の人のご主人はもうとっくにお亡くなりりなって居まして、見舞いに来る筈は有りません。そして夜なかにベッドから抜け出して病院の内外を徘徊して廻るのです。然も 翌朝にはチャンと元のベッドに戻って居て何事も無かった様に涼しい顔をして居ると言うのです。
 ところが 此れがどうも演技らしいのです。今迄 何度かそう言う事が有って、医師や看護師に厳重注意をされても<認知症>を装って居て全然効きません。病院の担当者が自宅を訪問して退院もしくは転院の話をしましたが、息子さんの嫁さんが、逆に病院側の不備な点を近所中に聞える大声で喚き散らして話し合いにならないあり様で、スゴスゴと引き上げざるを得なかったそうです。
 此の話をして呉れた某主任看護師が想像するのには、此の患者さんは、此の嫁さんに酷い仕打ちを受けて居て、家には身の置き処が無いので、可哀想に認知症と言う<仮病>を演じて居るのです。今迄に二度も病院側でタクシーに乗せて、自宅迄送りましたが、二度とも即座に救急車を呼んで病院に送り返して来たそうで、もう病院側もお手上げ状態です。
 然し 息子の嫁さんにこれ程<厄介者>扱いにされて居るお婆ちゃん、哀れですねぇ~

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