Google

2008年6月8日日曜日

嘆きのヒラリー!

アメリカ民主党のヒラリー・クリントン女史がやっと敗北を認めた様です。
恐らくは普通の人の百倍くらい負けず嫌いの彼女の事だから、きっと切歯扼腕・暴れ苦しんでの決断だったでしょう。 
 然し 旦那の元大統領が現役の執務室でアルバイト嬢と不倫をすると言う、前代未聞の不祥事を遣らかしても、限りなく高い自尊心から、(あくまでも外見上は)取り乱しもせず、この予備選挙の為に自分への同情票を集め、耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで来た彼女としては、まさに断腸の思いでしょう。 然も 彼女は誇り高きWASPです。事もあろうに、ブラックの副大統領になる意志、を公式に表明する屈辱までさせられる破目になろうとは、思いもよらぬ事態で、それを報じるテレビの画面にも口元にはその苦渋が見えていました。

 アメリカは 勝者だけの世界です。! この厳しく恐ろしい世界の生々しい姿を 見せ付けられた思いがします。

0 件のコメント: