今日6月23日は沖縄慰霊の日です。 1945年の今日、旧大日本帝国第32軍司令官牛島満大将が自決したこの日を「沖縄の悲劇の犠牲者の御霊を慰霊する日」としたのです。
その時の犠牲者の数は、一説には二十五万人、その内民間人は九万五千人と言われています。此の民間人が問題の集団自決させられたと言われている悲惨な人達でしょう。確かに 敗戦まじかの軍部による強制的な自決指令があったのでしょう。
でも 一方ではこんな話もあります。十年ほど前 九十七歳で亡くなられた老婆から此の時期になると、いつも繰り返し聞かされた話です。
「息子は 強制的に軍隊に取られて沖縄に行かされました。そして沖縄で戦死しました。 何も出来ない一兵卒として・・・ それなのに沖縄で集団自決をさせたのは軍隊だ!!と、まるで息子がそれをやったかの如く言われるのは堪らなく辛い。」
沖縄で犠牲になったのは現地の人達だけでは無いのです。本土から行った大勢の兵隊たちも含まれて居ます。その人達はまるで羊の如く従順に逝ったのです。それなのに戦後一貫して議論されているのは「本土から行った軍隊が集団自決をさせた!!」と、まるで十把一絡げで犯人の様にに言われては、先述の老婆の息子さんの様な御霊は浮かばれません。本土には 今尚 その嘆きを抱えて居る人が多勢居るのではないでしょうか?
2008年6月23日月曜日
沖縄慰霊の日
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