今日で手術から二週間になりました。お陰さまで経過は順調で、昨日は先生から「退院許可」が出ました。 あとは退院の日取りを「女の段取り」を考えて、看護師長と相談する事になりますが、今日は日曜日なので、明日の相談になります。
ところで、例のクレイマー婆さんの噂話を久し振りに聞きました。その後病室内で先生や看護師さん達の悪口を大声で怒鳴る声が余り聞こえなくなりましたが、如何してるか?と 若い看護師さんにソッと聞いて見ました。 「この頃 例のお婆さんは静かじゃない?」と私が聞きますと 「イヤイヤ 相変わらずです!。」更に 「手術の痕が痛くて我慢が出来ない。きっと手術のやり方が悪かったのだ。もう一度手術をやり直して呉れ!!」と自分の病室では無くて、他の階の病室まで出かけて行き宣伝活動をしている様です。誠に困った婆さんです。先生からCTもMRIの検査も異常が無く、再手術の必要は全く無いと言って居るのに「痛い!痛い!」と連呼して先生の話を聞こうとしません。 おまけに同室の人や、同じ階の人達には全く相手にされないとなると、他の階まで遠征してあの胴間声を張り上げて「此の病院は患者がこんなに痛がって居るのに何もしてくれない!!」と叫び回って居るのでしょう。 そして 病院側に何らかのペナルティーを負わせようとしているのでしょうか?然しこれ以上無理な戦いをすれば病院から「退院命令」を出されて 全てがオジャンになる事は知らないのか?それとも もうヤケクソかな?
2009年5月31日日曜日
クレイマー その後
2009年5月30日土曜日
退院許可!!
此の生々しい手術痕が今回妻が先生にして貰った治療の痕です。綺麗に治って居ますが、こんな大手術だったのですね。 然し お医者様の技術は凄いもので、此処を切開して脊椎の中の神経に悪さをしている部分を削り取るんだそうですが、此れを見ただけで何だか恐ろしくなります。
そして 今日 先生から「退院の許可」が出ました。 予想より早い許可ですからビックリしました。少なくとも もう一度CTや、MRI試験をしてから、やっと退院の運びになるものと思ってましたから、今日の突然の「退院許可」で、却って此方が慌てました。其処で 「本当に退院してもいいですか?」と先生に聞いてしまいました。 豊富な経験と高度な技術に裏打ちされた先生は「大丈夫です。!!今回の貴女への手術は私の為した手術の内でも上出来です。だから安心して下さい」と 実に説得力の有るお言葉を述べられたのです。それですっかり安心しまして私達は退院をする決心が出来ましたが、女の退院には色々段取りがありまして、一応 来週の半ばにしよう ということにしました。
2009年5月29日金曜日
手術の傷跡
今日は 入浴させて貰いました。回診で昨日抜糸をした所を先生が診て「よし!奇麗だ!」の一言で本日の入浴許可が下りました。待ちに待ったお風呂です。
「恐い物見たさ」で、昨日抜糸をした所を恐る恐る見ました。うなじの下6CM位の所から真直ぐに下へ約8CMの長さで切開した跡が生々しく有りました。其れを見て思わずゾッ!した次第です。
根が小心者の私としては、その傷跡をジッと見つめて、「こんな大手術をして、さぞかし痛かった事だろう。本当によく頑張った!」とシミジミ思いました。そして 看護婦さんに連れられてお風呂に入り、髪をシャワーで洗って貰ってサッパリして帰って来ました。
2009年5月28日木曜日
彩チャン 有難う さよなら
今日は 妻の手術の抜糸をして貰いました。愈々退院モードに入りました。医術の進歩と医師の先生の腕前が良いので驚くばかりの回復ぶりに、先生や看護婦さん達には感謝の気持ちで一杯です。
そして 看護学校の生徒「彩チャン」は今日で整形外科病棟での実習が終了です。余りにも明るく、気が効いて優しくて、患者として妻は精神的にも肉体的にも大助かりで、非常に不安が一杯の手術や其の養生をどれ程心身共に助けられた事か、まさに「ひまわり娘」の名に相応しいお譲さんでした。妻の専属で、献身的に尽して呉れました。
看護学校の先生が来られたので、其の気持のお礼を申し上げると共に、「出来れば 彩ちゃんの実習期間の延長が出来ないものか・・・」とお願いして見ましたが、先生に「お気待ちは有難い事ながら、生徒のカリキュラム・スケジュールが有りまして、変更すると生徒の進級に影響しますので・・・」と優しく言われてしまいましたので、おとなしく我が儘を諦めました。
然し 寂しいなぁ~ 「彩チャン 有難う!! 元気で頑張ってね!!」
ラベル: 彩チャン 有難う さよなら
2009年5月26日火曜日
シャンプーをしました。
今日はシャンプーをして貰いました。病院のサービスは至れり尽くせりです。
首に疵が有るのにどうするのだろう?と思いましたら、「ドライシャンプー」と言うものだそうで、シャワーでザーザーやらないシャンプーです。 まず 熱いお湯に薄荷油を数滴垂らして、其れに浸したタオルで髪と頭皮を蒸します。 そして 発泡式のシャンプーを髪と頭皮に丁寧に擦り込み、又お湯に浸したタオルで拭きとり、最後に乾いたタオルで拭きとって乾燥して終了です。
ベテランの看護婦さんをお手伝いをして、看護学生の彩チャンも頑張ってやって呉れました。お陰で妻は 「あぁ~いい気持!」を連発して、九日ぶりのシャンプーに満足して居ました。
ラベル: シャンプーをしました。
2009年5月25日月曜日
御風呂に入りました!
妻が入院手術をしてから今日初めてお風呂に入る事が出来ました。手術して以来一週間ぶりのお風呂です。 私も交通事故に遭って入院した時に経験が有りますが、一週間もお風呂に入らないと体中が痒くて堪りません。勿論 看護婦さんが綺麗に体を拭いて下さるのですが、お湯にドボンと浸かったあの快感は「も~ 天国じゃぁ~!」って所です。 首の所は手術の疵が完治してませんから、「半身浴」です。 看護婦さんと、看護学生の彩チャンが補助をして呉れて入浴をしました(私は病室で待って居ました)が、余りいい気持なのと、久し振りなのでフラァ~と貧血をおこしてしまいました。 でも 大した事はなくて喜んでました。!
ラベル: 御風呂にはいりました!
2009年5月24日日曜日
2009年5月23日土曜日
クレイマー 3
病院のクレイマー その後です。 今日病院に行きましたら、例のクレイマー婆さんは、妙に静かでした。 あの 胴間声が全然聞こえません。どうしたんでしょう 不思議でなりませんから色んな人達に聞きました、が 誰も詳しい事は判りません。 看護婦さん達に聞いて回りましたが、別に口止めをされてる訳ではないのですが、「どうしたんでしょうね 私も訳を知りたい」と口を揃えて言いました。 今日は土曜日で看護師長がお休みなので、結局看護師長の出勤を待って聞かないと詳しい事は判らないと言う結論になりました。
憶測で色々言う人は居ましたが、あくまでも憶測です。それでも当らずとも遠からずと言った所では『主治医の先生から、「此れ以上騒いだら、退院させるぞ」と言われたのでは無いか。あの人は各地の病院で、九回も入院手術をして、そのたびに何かとクレイムを付けてゴネ得を狙って来た札付き婆さんらしいので、遂に先生が引導を渡したのでしょう』と言った所でした。
だから 今日のクレイマー婆さんは大声も出さず、終始静かに自分のベッドの上にジッとして居ました。幾らクレイムを付けても効果が上がらず、逆に自分の身が危なくなって来たので此の辺が潮時と見たのでしょうか・・・
2009年5月22日金曜日
ひまわり娘
妻が入院して居る病院の付属看護学校の学生さんです。兎に角明るくて、元気で、すなおで、純真です。大きな声でハキハキと応えてキビキビと動き、良く笑いますので、まるで病室の中にひまわりの花がパァーッと咲いたように明るくなります。暗い院内で病人相手をするのには、まさに打って付けのお嬢さんです。妻も「いい子だ!いい子だ!可愛い!!」とベタ褒めです。名前は「彩チャン」です。
偶々入院する日に実習で病院に配属になり、我が方へ「実習の為に勉強させて貰ってもいいですか?」と言って来ましたが、なんと此の子が「大当たり!!」で、明るいは、すなおだは、気が効くはで、大助かりです。妻と「いい子に来て貰って本当に良かったね!」妻は寝返りを打つ事も出来ませんので、モゾモゾ体を動かしますと「背中が痒いですか?温かいタオルでふきましょうか?」と言った具合で、いちいちナースコールで呼ぶ必要がありません。看護婦さんも忙しいので、「こんな些細な事で呼んでは申し訳ない」と言う遠慮が有って気楽には呼べないし、呼んでも忙しいから仲々来られない事情もあります。その点 彩チャンには気軽に頼めますし、彼女は我が妻の専属ですから願っても無い幸運な事です。今回の妻の入院手術には素晴らしい担当の先生と言い、看護婦さんと言い、彩チャンと言い、幾重にも願っても無い幸運が付いています。皆さん 本当に有難う御座います!!
2009年5月21日木曜日
クレイマー その2
先日書きましたクレイマーの続編です。
昨日も 例のクレイマー婆さんは大張りきりで、広いフロアー中に響き渡る胴間声を張り上げて文句を言ってました。食事の事に始まって、お終いには病室のベッドの配列に迄クレイムをつけて、私の妻のベッドが寄り過ぎて居る為に間隔が狭くて邪魔だと喚き散らすのです。四人部屋で、四つのベッドが等間隔に配置されて居るのですが、其の感覚の取り方が不公平だ直せ!直せ!と割れ鐘の様な大声で叫び続けるのです。然も 首を手術したばかりの身動きの取れない患者の耳元で・・・
遂に私も堪忍袋の緒が切れました。「ウルサイ!黙れ!!」と怒鳴りつけてしまったのです。妻の容体が心配ですから、相手が婆さんでなければ一発お見舞いしたした所です。
すると 其の婆さんはベッドから飛び降りるとスタスタとナースセンターの方へ歩き出しまして、又すぐ戻って来ました。歩行器を取りに戻って来たのです。此の人は「痛い!痛い!」を連呼して、「手術をしてもちっとも治らない!トイレも痛くて行けやしない!」と言って歩行器にぶら下がってやっとの思い(の振りをして)歩いて居たのが、先程はベッドから飛び降りると歩行器ナシでスタスタ歩いて行きましたが、さすがに今迄の「演技」の手前まずいと思って歩行器を取りに戻ったのです。其れを見た同室の人達も廊下から見物の人達もドッとばかりの大爆笑でした。
ナースセンターへ行った婆さんは例の大声で喚き散らすのが聞こえました。「みんな私の事を馬鹿にして、誰も言う事を聞いて呉れない!身内も、親戚も居ないから誰も見舞いに来ない!こんなに痛がって居るのに先生も看護婦も何もしてくれない!」・・・等々 自分本位の苦情の数々を列挙して怒鳴り撒くって居ます。
直ぐ 婦長さんが私の所へ来て、「ご迷惑をおかけしてお詫びします」更に「特別措置として、貴方の奥様には、個室に移って頂きます」と言いましたので、私は「移すなら あの婆さんを移したら?」と言いましたら、婦長さんは「あの人は駄目です。あの人は此の<特別措置>を狙って騒いで居るのです。それに ご存知の通り あの人はもう何処も悪くは無いのです」と毅然たる態度でした。
今朝も病院に行きましたら、相変わらず大きな喚き声が聞こえました。良くあれだけの声が擦れずに続くものだ、と感心しました。もう 間も無く強制的に退院させられるでしょう。 然し 此の婆さんは負けてません。MRIやCT検査の結果「異常なし!」と言うのを先生に突き付けられても「そんなものは信じられない!そんな機械に出ない所が痛いんだ!!」と言って一歩も引きません。尤も 此の病院を放り出されたら恐らく行く所が無いでしょうから必死の戦いです。
2009年5月19日火曜日
妻の手術
妻の頸椎手術が昨夜遅く無事終わりました。午後四時から始まって、終わりましたのが九時過ぎでした。 その間 病院の待合ロビーで唯々ひたすら心配しながらジッと待ってる他に為す術はありません。時折看護婦さんが忙しく走り去る姿や、電話の音にビクビクしドキドキながら・・・今か?今か?と待つ身の辛さ・・・時間の流れが止まったのか?と思いました。
幸いにして 私の娘が一緒に付き合って呉れましたので何とか耐え抜きましたけれども、此れが一人ボッチでしたらとても耐えられなかったかも知れません。翌朝はやくから仕事が有るのに良く付き合ってくれました。持つべきは「孝行娘」です。
執刀の先生は 日本でも五本の指に入ると言われる名医ですから心配は無いとは言え、小心者の事で矢張り心配になりました。然し 手術終了の連絡で、手術室へ迎えに行った時の先生の疲れて居ながらも自身に溢れた表情を見た時、「あぁ~どうやら成功したな!」と ホッとしました。さすが名医と言われる先生で、其の献身的な仕事振りは仕事終了後にも雰囲気が溢れていました。
更に心強いのは、当日の病棟の夜勤看護婦さんが、旧知の人だった事でした。背が高く「女優の高島礼子」に似た凄い美人看護婦さんで、私が数年前此の病院に入院した時に、非常に親切に優しくして下さった生涯忘れられぬお方です。嬉しい事に 向こうも私の事を覚えて居て下さって、思わず「貴女が居て下されば安心です」と叫んでしまいました。偶然とは言え余りの幸運に天の配剤に深く感謝を致しまして、安堵の気持ちで帰宅した次第であります。
2009年5月17日日曜日
クレイマー!
現在の社会では「お客様優先」ですから、お客様の言う事はどんな無理難題でも聞くべきだ、と勘違いしている人が居ます。
妻が入院している病院に73歳になるお婆さんが其の人で、医者や看護婦、給食係、掃除係の人に迄いちいち文句を言います。 手術の跡が痛いので、ブロック注射をして呉れと言って「痛い!痛い!早く!早く!」と大声で騒ぎ、医者が来たら、「対応が遅い!外科部長を呼べ!院長を呼べ!」と此の婆さんの元気の凄い事、みんなが呆れるばかりの猛者です。医者がソッと「あんな大声が出せるなら、本当は大して痛くないから、心配無い」と言ってました。
そして 掃除担当の女子職員には「そんな掃除の仕方じゃ駄目!・・・」とか、食事の担当者には「醤油が辛すぎる!安物を使って居るからだ。もっと高級品を用意して!」とか「私は ふりかけが無いとご飯が食べられないから売店で買って来て頂戴」と言ったり、看護婦には「枕を直せ」「寝がえりを打ちたい」「背中をさすれ」と まぁ~良くも此れだけの文句が言えたものです。
此の人の家族は、娘がアメリカに居て、何とか大学の教授と結婚しているとか、息子は東京にいて一流の大企業に勤めて居る、とか それにしては誰も一度もお見舞いに来ません。きっと此の人は非常に寂しい独居老人なんでしょうね。だから 意に反して「クレイマー」になってしまうのかも知れません。可哀想に!!
2009年5月16日土曜日
認知症の患者
今日は先生に依る手術の具体的な説明を聞きために行きました。その説明は骨の模型とCT写真を使って微に入り細に入り誠に丁寧なもので、気の弱い私は緊張の為にすっかり疲れました。
扨 今朝病院にいってビックリしましたが、昨日同室に居た間もなく九十歳になると言う患者さんが居ないのです。退院したのではありません。聞けば昨夜十二時ごろ大声で「火事だぁ~!!」「たすけてぇ~!!」と騒ぎだしたので、観察室に入れられたようです。 然し 家族が居た夜8時頃まではチャンとして普通に会話をして居て、家族が帰ったらトタンに声が大きくなり、変な事を言い出したのです。同室の患者達は暫く我慢をしていたのですが、とうとう我慢仕しれずに看護婦に連絡して隔離に及んだ訳です。 然し 家族が居る間は正常で、帰ったトタンに認知症の状態になるというのは、「勝手認知症」と言うヤツらしいのです。つまり「演技」だろうと言われるもので、「自分の嫌な事」が身の回りで起きた時にスイッチが入って認知状態になるのです。つまり 謂わば「我がまま」です。 ケアマネージャーをして居る人の話では、其の「我がまま」を指摘したり非難すると益々酷い事になり、手が付けられないヒステリーになるので困るのです。しかも 本人はそれを充分承知の上でしていると思われますが、其の事を証明する方法は有りませんので困ったものです。勿論 「認知症」と認定された人の殆どは正真正銘の認知症でしょうけれども、中には斯様な厄介者が居るそうです。周りの人々のご苦労が察しられます。
2009年5月15日金曜日
妻が入院しました。
3月の帯状疱疹に続いて、今日 頸椎の手術の為に入院しました。 病気が此れだけ続きますと精神的に参ります。然し 頸椎の芯に有る神経を圧迫されて右手が右肩から右手の指先迄痺れて激痛が走るのです。だから 手術して此の頸椎の異常な部分を正常な形にしないと、投薬とかマッサージ等では治らないと医者の先生に言われました。MRIやCTの写真を見せて貰いながら先生の説明を懇切丁寧井にされまして、納得して手術をする事を決心したのです。
何しろ 此の先生は、頸椎の手術にかけては日本で五本の指に入ると言われる有名な先生で、東京や名古屋から遥々静岡まで、其の手術の為に患者が来るそうで、今日入院中の人に聞いた所、其の人が『名古屋大学の病院に静岡から受診に行ったら、「静岡には有名な先生が居る」と言って紹介状を書いて貰って戻って来ました』と言ってました。其れを聞いた妻はホッと安心して居ました。 何と言っても手術ですから「恐いのです」 だから不安は拭えません。其れまで「大丈夫かしら?」とか「止めようかしら?」とか「先生にお願いして延して貰おう!」と色々言ってましたが、遂に観念して年貢を納める次第にとなりました。目出度し!目出度し!
2009年5月14日木曜日
地獄の海外旅行?
御近所の奥様(推定年齢72~3歳)のお話です。
最近 海外旅行に言って来られたそうです。行く先はオランダとベルギーで、それはそれは楽しかった、と 聞く方の都合もかまわず喋り捲くりました。 此の人は旦那さんに先立たれて一人暮らしで、子供は結婚して独立、言うなれば気侭な生活を楽しんで居る誠に結構な御身分です。 だけど 其の楽しかったみやげ話を誰かに聞いて貰わなくては宝の持ち腐れです。其処で通りがかりの顔見知りの人を捕まえては相手かまわず「ねぇ!聞いて!聞いて!」と遣らかすので迷惑千番です。
何でも お知り合いのお友達と一年に一回お出かけになるとか。それは結構ですが、「今度一緒に行きましょう!」とか「どうして海外旅行に行かないの? こんなに楽しいのに!」と しつこく迫られるのには閉口してしまいます。
自分が楽しい事は、きっと誰でも楽しいに違いない!と 信じて疑わない人ですね。だから 海外旅行は楽しいから、誰でも行きたがって居るに決まって居るのに、何故行かないんだろう?と 不思議に思って それで頻りと人を誘っているのです。
でも 私の場合を申し上げますと・・・海外旅行に行くには「飛行機」と言う恐怖の乗り物に乗らなければなりません。 「あれは必ず墜ちる」と確信して居ります。あの金属の塊が空中に浮いて空を飛ぶなんて事は有り得ません。あれはきっと錯覚に違いないのです。だから 飛行機に搭乗する時の情景を見ると、まるで屠殺場に送り込まれる羊に見えます。「♪ドナドナド~ナ♪・・・」と言う悲しい歌が聞こえてきます。
勿論 現役時代には仕事で飛行機には乗りました。月に二度も北海道に出張したりして、其の恐怖を充分味わいました。あの閉鎖的で狭いジャンボ機の機内にギッシリ詰め込まれて、離陸・着陸の時の異常な緊張感は何度経験しても つい 神様に祈らずには居られません。!!
其の恐怖の時間を12時間も連続で過ごしてやっと辿り着く海外旅行なんて私には断じて楽しい事はありません。寧ろ 精神的におかしくなって発狂してしまうでしょう。だから 海外旅行なんか御免です。
2009年5月13日水曜日
GMの卑怯者!
ジェネラルモーターズ(GM)の副会長等幹部6人が、GMの破産方の適用の可能性が強まったと言う事で、自分が保有している自社株を取引停止の寸前に売り払った事が分かりました。
此の期に及んで何と言う汚い人間達でしょう!!余りの卑劣さに言うべき言葉もありません。此れがかつて世界一の企業と言われたGMの最高幹部のやる事ですか!?!「自分だけが秘かに助かろう」と悪足掻きする姿は、札束を抱えて隠れて居たオーム真理教の麻原や、イラクのサダム・フセインと同じじゃないですか!
アメリカの企業人の倫理観が腐ってしまってして居る事は、予てから色んな分野でつくづく感じては居ましたが、此処まで酷いとは思いませんでした。 此れではアメリカ国民は堪りません。のみならずアメリカ企業の影響を少なからず受ける世界の人々は、「こんな卑怯で軽蔑すべき奴等の所為で艱難辛苦の数々をさせられて来たのか!」と思うと切歯扼腕・忸怩たるものがあります。況や今尚メリカを世界のリーダーと崇めて唯唯諾諾と追従している日本の政治家たちの情けなさが浮き彫りになります。
此のアメリカが倫理的に、正しい意味で立ち直り、世界のリーダーとして復活させるのにはオバマ大統領を国民全部で支えて力を併せて「Chenge! Yes We Can!」と頑張って永い時間を掛けないといけないでしょう。
2009年5月12日火曜日
敵前逃亡!
小沢一郎さん 何故・此の時点で辞めるのか? 朝からテレビの番組は同じ事ばかり言ってます。そして 御出演のコメンテーターの皆さんは、尤もらしく屁理屈を並べて居ますが、只 単語を滅多矢鱈と並べて居るだけで説得力の有る内容を言えてません。此の頃テレビに出て来る人達の言語能力の無さ、ボキャブラリーの貧困さは何故か酷くなる一方です。どうも 其の原因は、業界に従事する人達の自覚の無さと、努力不足と、其れを赦してしまって居る我々視聴者の寛容さ、或いは無関心に有るのでは無いでしょうか?
其れは兎も角、小沢さん 自民党の麻生さんとの党首討論を二日後に控えての辞職宣言です。つまり「敵前逃亡」です。日本の武士道で一番醜い、恥ずべき行為と言われる此の「敵前逃亡」をやってしまった小沢さんをコメンテーター達が一言も触れないのはどうしてでしょう? 「武士の情け」ってヤツですか? だとすれば メディアとしての怠慢です。と言うより、政治家に対する「保身的遠慮」です。「当り障りの無い発言をするコメンテーターを選んで雛壇に座らせて、『何を言ってるのか分からない事』をダラダラ言わせる」とか「洒落のめしたり、茶化したりして話題を笑い飛ばす」したりして、テレビを真剣に見て居る人々に絶望感を与えて居ます。
事ほど左様に 国民の有力な情報源としてのメディアが、素直にキッチリと役割を果たそうとして居ないのですから、彼等も「敵前逃亡」ではありませんか!!
安倍さんも、福田さんも、小沢さんもみんな「敵前逃亡」です。然し 彼等は辞めても生活に困りません!! 「此処が一般国民とは決定的に違います。」「家族の生活の為、辞めたくても辞められない!お父さん、お母さん」疲れた体と神経に鞭打ち泣きながら働き続けて居るのです。まさに「国民」では無くて「酷民」です。
もっとメディアは 彼等「お気楽な人達」への批判・糾弾を激しくして、目を覚まさせる役割を果たすべきです。
2009年5月11日月曜日
2009年5月9日土曜日
トヨタの大罪!!
未曾有の自動車不況の直撃を受けたトヨタ自動車が8日発表した09年3月期連結決算は、本業のもうけを示す営業損益が8500億円の赤字に転落した。営業赤字は創業直後以来、71年ぶり。売上高は前期比21・9%減の20兆5295億円と9年ぶりの減収となった。
僅か一年前の決算では史上最高、未曾有と言う純利益2兆2700億円を上げて「世界一」の名を誇って居たのに何と言う事でしょう? いったい何をどの様に失敗すればこの様な天文学的な損害を出せるのでしょうか?渡辺捷昭社長は此の失敗の原因を世界に向けて明らかにする責任が有ります。じゃ無いと世界中のトヨタファン、従業員、下請け会社の人々、株主達が納得しません。此れだけの大騒ぎで大損害を世界中に巻き起こしたのです。例えば 下請の二次・三次・もっと零細の下請けなど倒産、夜逃げ或いは一家離散・心中と報道はされませんが何処かで起きて居るかも知れない悲劇の責任は 誰が何と言ったって渡辺捷昭社長とその側近達のものです。 其の典型的な例を言うなれば、昨年の7月頃 アメリカのテキサス工場で、大型の4WDの在庫が工場に貯まり始めた時、工場サイドから「生産をSTOPしたい!]の声が出たのにトヨタ本部では、それまでの好調さに奢り高ぶって居る意識が其の声を聞く耳が無かったのです。カリフォルニヤの販売店社長は「あの時のトヨタ幹部は頭がおかしくなって居た」と嘆いて居ます。恐らく 此の手の失策が随所にあって、こんにちの事態を迎えたのです。此の大罪は「死刑」に相当します。此れが「未曾有の不況の所為だ」なんて他人事みたいな言い訳している渡辺捷昭社長以下幹部は雁首揃えて腹を切るべきだと思います。社長を辞めて会長になるなんて逃亡劇で「責任を取った」なんて言っても誰も納得しません卑怯です。
2009年5月8日金曜日
人材不足?
今の日本の企業は酷い人材不足です。それも若い人材ではありません。50代の会社内で高い権限を持たされて居る立場の人材が不足しているのです。だから事態は深刻なのです。つまり 会社の中で若い社員達にむかって大声で「やる気が有るのか!」とか「努力が足りない!」「そんな馬鹿な考えでは駄目だ!」等々 抽象的なハッパを掛けて若い発想力、想像力の芽を摘んでしまっています。
此の大不況の中、何とか成績を上げようと必死に頑張って居る若手社員達に残酷な迄にハッパを掛け捲くり、大声の罵声を上げて叱咤するのは、唯々自己保全の為であって其の犠牲になってる社員達は気の毒の一語に尽きます。何かと言えば「シッカリしろ!」「やる気が無いなら辞めちまえ!」と怒鳴り、社長には「この様に私が頑張って居るのに、部下達は無能で向上心が無くて仲々うまく行きません」と嘆いて見せて、自分の地位の保全をはかって居るのです。その為にあらゆる知恵を絞り、適当なカタカナ言葉を並べ立てて議論を煙に巻いてしまうのです。勿論 理路整然とした議論をしたら若手社員には歯が立たないから、わざとマニュアックなカタカナ言葉を並べて相手を煙に巻く作戦ですが、其の意図は悲しいかなバレバレです。でも それが彼の唯一の保身術ってヤツだし、地位的に上司だから逆らえば大変な事になるしで、若手社員君は悩みに悩んだ末に黙って引き下がるしかありません。憤懣やる方無い胸の内を抑え、耐え難きを堪え腹の中で「バカ!死ね!!」と言いながら引き下がります。
でも 此の野郎は丈夫ですから 仲々死にませんよ!困った事に鬼も怯む位に丈夫ですからねェ~ それに 日頃のゴマスリが効いていますから社長の覚え目出度くて地位も当分安定だし・・・所詮勝ち目はありませんから諦めましょう。こんな無知で軽薄で我が儘で自己中心的で、周りの人間は自分の言う事を素直に聞く者ばかりだから、自分が一番有能で偉いと思い込んで居る「裸の王様」が君臨してる限り日本の企業の現状はまさしく「人材不足」であります。
2009年5月7日木曜日
ゴールデンウイーク終了!
ゴールデンウイークが終わりました。そして雨です。お父さん達は疲れた体に鞭を入れて今日からお仕事でしょう。
本当にご苦労様です。 世の中不況だ不況だと言われながらもケッコウ皆さんお元気ですネ。まことに喜ばしい限りです。此れで日本の経済は大丈夫でしょう。!!
ラベル: ゴールデンウイーク終了!
2009年5月6日水曜日
宿直室のマージャン
ふと中学校時代の事を思い出しました。
私の中学は山間を切り開いて建てた寂しい所でした。当時は宿直制がありまして、男の先生が交代の当番でその任に当って居たのですが、何しろ山間の人里離れた場所なので、泥棒なんか来る心配は有りませんが、時々野犬や野良猫などが教室に入り込んだりして悪さをしますので、当直の先生が竹刀なんかを持って巡回するのです。
然し 何しろ山間のだだっ広い学校の夜の事です。たった一人の宿直は恐いし退屈です。そこで 生徒の「悪ガキ」共に声を掛けます。「勉強を教えてやるから遊びに来い」 それでノコノコ行きますと「勉強」ならぬ「マージャン」の勉強をさせられました。そして 回数を重ねる度に段々面白くなり、セッセと夜の学校へ通ったものです。行く先は学校ですから親は安心してます。其の内に子供達の上達は目覚ましいものがありまして、先生より強くなってしまいました。もう時効ですから白状しますと、其の時まで先生が安月給の中からシコシコと貯めて居た結婚資金の大半を悪ガキ共に巻き上げられて、結婚が予定よりも一年も遅れてしまいました。若い先生が中学生相手に青筋立ててマージャンをしている光景をご想像下さい。今なら大問題に発展する所ですが、万事大らかな時代でした。此の事が露見した時に、校長先生は「中学生に負けるとは何たる事ですか!!もっと努力をしなさい!!」と言って説諭をされたそうです。 然しバクチは生れ付きの才能で決まりますから、努力しても無理でしょうが、いい時代でした。
2009年5月5日火曜日
連休の雨
雨に煙る富士山です。今朝 雨の中に珍しく見えたので撮りました。折角の連休に無情の雨です。
一昨日と昨日と娘が親孝行をして呉れました。
此の所 妻が帯状疱疹やら頸椎の異常などで気鬱な事が続きまして、家の中に籠りがちになって居ました。外出と言えば病院に行く位で、色々な病気をした人達ばかりを見て居ますと何だか神経がおかしくなってしまい、「此れは精神的に良くない」と考えた我が娘が、一昨日私達夫婦を静岡の街へ連れ出して呉れました。
ゴールデンウイークの最中でしたが、午前中の事とて意外と人出は少なくて、駐車場もスイスイと入れましたし、デパートも未だそれ程の混雑も無く、みんなまだ寝てるのかな?其れとも旅行に行ってるのかな?と思いながら街をブラブラしました。そして 普段は行かないホテルのレストランで昼食を食べて、お陰で妻も私もストレスが大いに解消出来まして大満足でした。
昨日は孫のソフトボールにつれて行って貰って大きな声で応援しましたので又ストレス解消しましたが、昨日は妻はおとなしくお留守番でした。
手前味噌で恐縮ですが、つくづく「孝行娘を持って好かった」と実感したのであります。
2009年5月4日月曜日
2009年5月2日土曜日
クライスラー破綻
クライスラーの破綻が決まりました。債権者の大半が、債権の減額処理に対して了承したにも拘わらず、一部の強欲なヘッジファンドと投資家達が、米政府の救済処理の機に乗じてやろうとばかりに、救済額に数倍もする金額を要求して引き下がる気配を見せようとしないので、オバマ大統領も「こんな奴らと真面目に話し合えるか!!」と、怒っちゃったのです。アメリカ人って馬鹿ですねぇ~。と言うよりアメリカを駄目にしたのは此の種のシャイロックも顔負けの守銭奴どもの所為です。折角大統領をはじめとする皆で助けてやろうとして居るのに馬鹿な欲張り達のためにポシャになってしまって、従業員やその家族の事を無視して、自分達の銭儲けしか頭に無い、血も涙も無い恥ずべき輩です。 リーマンブラザーズを筆頭に「金融マン」と称する人達にやりたい放題やらせて、いや 寧ろ彼らの事を「銭儲けの神様」であるかの如く、崇め奉り、散々煽てて来た結果が「儲け」と言う亡霊を実像であるかの様に錯覚してしまったのです。まだまだアメリカ人は此れから痛みに苦しむでしょう。