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2009年6月6日土曜日

冤罪

足利事件の菅家利和受刑者が無期懲役で17年余も服役して4日無罪放免になりました。
 いったい此の責任は誰が取るのでしょう? 先ず 菅家さんが奪われた(失った)数々の事柄。「社会的地位、普通に働けば得られた筈の資産、人間関係、精神的苦痛、未だ未だイッパイあるでしょう。それらを 誰がどう言う形で責任を取るのでしょう?
 菅家さんは 「警察も検察も裁判所も絶対に許せない! 間違えました!では済ませない! 謝って貰いたい!!」と言ってますが、17年と言う歳月を心ならずも「無実」を叫び続けながらも堪え忍び、47歳の人生の盛りを17年間も奪い取られた無念さを、どの様に表現したらいいのか?怒りの余り、言い尽せなかったのでしょう。
 一方 此の事件が既に時効が成立しているので、真犯人はもう逮捕出来ない事に就いて、此の責任は誰がどのようにして取るのでしょう? 今迄 こう言うケースで検察も裁判所も責任を取ったと言う話は聞いた事がありません。菅家さんが言う「許せない!」と言う意味は其の事も含めて言って居るのではないでしょうか? 検察も裁判所も何も罰せられ無いなんて・・・此れでは 被害者も、遺族も救われません。真犯人の薄笑いが聞こえて来るようです。許せません!!! こう言った重大な犯罪は時効を無くすべきです。
 そして 此の冤罪を作り上げてしまった警察も、検察も、裁判所も関係者全員を「弾劾裁判」にかけて厳しく罰するべきです。そうしないと警察、検察、裁判所もマンネリ化してしまって頼りになりません。だから 何処かで一発「喝!!」を入れないといけなくなってしまったのでしょう。 

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