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2009年9月30日水曜日

亀井大臣ガンバレ!

亀井金融大臣が「借金返済で苦しんで居る中小企業」や「住宅ローンの返済で苦しんで居る個人」を対象にして「返済期限を3年間猶予する」と言う法案を作ると言ってます。
 「借金を3年間返さなくてもいい!」と言われると「ラッキー!!」と言って喜ぶ人も居るでしょうけど、3年先に延ばしても借金もローンも必ず返さなくてはならない事には変わり無い訳です。そして 延長した分の金利はシッカリ取られるのです。亀井大臣は此の事には具体的に触れて居ませんので、此の案を聞いた時に「金利の凍結もする」のか、と 勝手に解釈して喜んで居る人、困って居る銀行と双方に居ます。銀行が金利を凍結する訳がありませんから、タップリと金利が乗った請求がズド~ンと来ます。
 もし 亀井大臣が「金利も凍結するつもり」だったら、銀行は承知しません。何しろ 病人の布団まで剥がして取り立てをすると謂われる銀行が黙って引き下がりません。ありとあらゆる手段を駆使して亀井案を潰しにかかるでしょう。(或いは 違法な手段を使って・・・)
 亀井大臣は「3年くらい延期して、ガタガタする様な脆弱な銀行は、銀行をやる資格は無い」と大見栄切って仕舞いましたから、あとへは引けません。
 私は 幸か不幸か銀行に借金は有りませんので、野次馬根性で、此の勝負の行方が楽しみです。
 亀井さん 頑張って!!  とは言うものの狡賢い奴が居て、折角亀井さんがいい制度を作っても、其れを悪用する者が出て来ます。私の知人には中小零細企業の経営者が何人か居ますが、彼らは 生活費を全部会社の経費として(例えば子供の給食費とか)申告して税金を殆ど払わない事を自慢して居ます。こんな奴等迄救済するのに法律を作ってやるのには如何なものか!?!と思ってしまいます。
 亀井大臣の案は誠に結構ですが、何時の世にも、何処にも悪賢くてアンフェアーな奴が居ますから困ったものです。

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