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2009年12月1日火曜日

KYな学者たち

昨日の朝日新聞「声」欄に、大学教員の山本さんと仰る方の投稿が載ってました。
 『此の度行われた「事業仕訳作業」に対して、有名大学学長・ノーベル賞受賞者などの批判の声が上がっている。<科学技術予算の削減が日本の将来に禍根を残す>と言う声明を出し、予算の仕分け作業の俎上に載せるとはとんでもないと言っているのです。どんな研究であっても税金を使う以上その必要性や、意義について納税者である国民に納得出来る説明をする義務がある。予算について無条件に認めるべきだ、と言って居る様に聞こえる大学学長やノーベル賞受賞者達の発言に正当性はあるのか?』
 此れは まさに納税者の気持ちを素直に代弁した意見だと思います。彼ら「学者・先生」と言われる人々は、何か勘違いをしているのでしょう。<我らは 選ばれた特権階級なんだ!!>と また<国民が我々の研究の事なんか分かる訳が無い!つべこべ言うな!>と言いたいのでしょう。
 とんでもない思い上がりです。彼ら「先生方」は、自分の研究は何で以って成り立って居るのか?誰のお陰で自分の地位と生活が保たれて居るのか? 「象牙の塔」の中で俗世間と隔離された狭い空間で、研究に没頭して居ると、いま 世の中で起きて居る事に全く気付かないで居られるので此の様な無智とも言える「御発言}が公衆の面前で、テレビの前で平気で出来るのです。野依先生なんか「あんた達は、子供の義務教育に必要だと言う予算を削りますか!?!科学技術の予算はそれと同じです!」と声を荒げて仕分け作業の議員を怒鳴り付けて居ました。それは次元が違う理論です。
 では 先生ょ!お聞きしますが、あなた達が、「講演旅行」称して「大名旅行」をされて居ますが、此の事をどう説明されますか?列車はグリーン車で、飛行機ならファーストクラス、ホテルはスイートルーム夜は地元の山海珍味で宴会と、全部相手持ちのご招待、挙句の果てに過分な講演料を戴いて・・・
 先生ょ! いま 世の中では、住む所も、其の日の稼ぎも無く、此れから向かう寒さにどうやって生きて行こうか?と 途方に暮れて居る人たちがいったい何人位いるかご存知ですか? 自殺者が毎年三万人以上居る事も、地球の温暖化も・・・あんた達もその為に何かしなければいけない事が有るのじゃないですか?

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