百人一首 第二番 持統天皇の御歌 「春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ
天の香具山」
やっと梅雨が明けました。あの嫌なジメジメこっこの梅雨が太平洋高気圧に追いやられて、漸く重い腰を持ち上げて日本列島から離れて呉れました。それにしても毎年繰り返される豪雨の被害はどうにもならないのでしょうか? 気象庁は、「激しい雨に依る河川の増水、土砂崩れには、厳重に注意して下さい」と言うだけで、別に何もしてくれません。
「厳重に注意しろ、と言われたって、何をどうしたらいいのか分かりませんし、無力な我々一般市民にはどうする事も出来ないのです。そして 只 ウロウロする内に土砂崩れが起きたり、洪水が来たりして、貴い命が失われたり、大事な財産が水没したりして、悲劇が毎度の様に繰り返されるのです。
奈良時代 持統天皇が、平城宮から香具山に白い衣がイッパイ干してある様子を御覧になって、「あぁ 夏が来たのだなぁ~」と詠みました。今ならさしずめ民家のアパートのベランダに、やっと訪れた晴れ間を待ち兼ねたとばかりに、Tシャツが処狭しと干されて居る様子でしょう。私の大好きな夏です!!
2010年7月17日土曜日
夏来にけらし
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