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2011年1月14日金曜日

貧者の一灯

 1875年同志社大学を創立した新島襄が、アメリカに留学中にキリスト教の教会で、牧師さんの説話を聞いて感動して「私は日本に帰ったら、キリスト教の学校を作ります!」と演説をしました。忽ち其処で寄付が集まりまして、中にはポケットに有ったなけなしの2ドルを寄付した人が居ました。其の人は其処から50kmも離れた所から来て、其の2ドルは家に帰る為の汽車賃だったのです。其の人は新島襄の演説に共鳴、自分は歩いて帰る覚悟をして寄付をしたのです。此れこそ「貧者の一灯」です。新島襄は約束通り日本に帰り、京都に教員2人、生徒8人から始まるこんにちの同志社大学の前身を創立をしました。今でも同志社大学には其の精神が受け継がれていると言われます。
 お釈迦様の言葉にも「富者の万灯よりも、貧者の一灯」とあります。今度のタイガーマスクの善意行動が其の「貧者の一灯」だといいな!と思います。

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