2011年10月1日土曜日
東電の補償額
注目される東京電力の損害賠償額が、4兆5402億円と見積もられた、と報道されました。其の内容は下記の通りです。
『福島第一原子力発電所で事故が起きた東京電力の経営状況を調べている政府の第三者委員会の報告書最終案の全文が29日、明らかになった。
東電が当面負担する賠償金総額は4兆5402億円と見積もった。また、東電が提出したリストラ策が不十分と指摘し、今後10年間で東電が想定した約2倍にあたる2兆4120億円の経費節減が可能とした。また、電気料金を決める際の算定根拠となる原価が実際より高く見積もられ、料金高止まりの一因になっているとの見方を示した。
報告書は政府の「経営・財務調査委員会」(下河辺和彦委員長)がまとめ、10月3日にも野田首相に提出後、発表する予定だ。
最終案によると原発事故の賠償金を〈1〉政府の避難指示による損害〈2〉風評被害〈3〉間接被害――の三つに分けて試算。事故後2年間に15万人余の避難者全員の被害が継続することを前提にしている。』
事故直後 マスコミの報道では賠償額は、10兆円を超すだろうと言われて居ました。其処で 東電の幹部社員の必死のロビー活動が行われまして、官僚・国会議員たちを内密で頻りに食事やパーティーに招き、其の耳元へ「此の侭では東電は潰れます。賠償額を極力少なめに・・・」と囁きました。其れが功を奏したのか、今度出た見積もりは10兆円の半分です。然も 東京電力の資産は20兆円も有ると言われて居ます。だから 東電はビクともしません。此の際 賠償金を被災者に面倒な手続きをさせないで、気持ち良くスパッと払ってやったらどうですか!?!そうすれば「さすが東電!!」とばかり少しは<汚名返上>が出来るのではありませんか。
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