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2011年10月5日水曜日

イチローは不滅


 MLBマリナーズのイチローが、今シーズンは残念ながら200本安打記録を達成出来ませんでした。然し 去年まで10年間連続で達成して来たのですから、その凄さは記録に冷淡な日本人フアンよりも、アメリカ人のフアンの方が高く素直に評価して居ます。
 日本の野球評論家の中には、イチローの年齢的衰えを言う人も有りますが、アメリカでは、決して年齢的衰退論を言わず、正しいデータの元に精密な分析して、次の様な意見を述べられています。 
 『専門テレビ局・ESPNのホームページに「イチローのヒットが減った原因は、ファインプレーに阻まれる確率が高いからで不運なのだ。年齢的な衰えとはいえない」という主旨の記事が載った。
 書いたのは、MLBのデータを分析する愛好家組織「ベースボール・インフォ・ソリューションズ」のロブ・バークハード氏で、彼の分析によると「8月末時点で規定打席に達しているバッターの打球をチェックすると、好守に阻まれてヒットにならなかった数は1人平均16本。ところがイチローは倍近い31本と突出している。平均より15本も損しているのだから、ヒット数が少ないのも無理はない」というわけだ。』
 イチローの自己管理能力の凄さは、恐ろしいばかりで、自宅にはアスレチックセンター顔負けのトレーニングマシンがあり、全身の筋肉の精密な管理をして居ます。また 約束の時間に遅れない為に、目覚まし時計を三つかけて寝るといいます。一つ目が故障して、二つ目が故障しても三つ目が正しく動作して呉れる様に、と言う程の用心深さです。
 こんな男が精一杯全力で頑張って居るのです。今年は駄目だったからと言って諦める様な人ではありません。来年はきっとまたあのバッティングで、200本安打を達成して呉れるでしょう。

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