2011年10月21日金曜日
ガダフイ大佐
ガダフイ大佐が殺害された と言うニュースが伝えられました。彼の独裁政治に反対する勢力に追い詰められた挙句の哀れな末路です。
然し 彼は1969年 其れまでの皇族に依る独裁政権を倒し、民衆に依る民衆政治を打ち立てた英雄でした。言うなればアラブ世界の最後の英雄と言われたのです。
其れが 46年間も英雄で有り続ける事は出来ませんでした。自分が嘗て救った筈の民衆に依って、排水溝の中まで追い詰められて「撃つな!」と絶叫して息絶えたと言われて居ます。
英雄も 余り永く権力の座に居続けると、必ず反対制力に依って悲惨な最期を迎える事になるようです。民衆は我が侭です。今まで圧政に苦しめられて来た政権を倒した人を、英雄として崇めたてまつりますが、其の政権が永く続いてボロが出始めると、次の新しい英雄の登場を望む様になります。
歴史とは 其の繰り返しで繋がって行くのですね。アラブ諸国に比べると、日本は平和でいいですね。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿