2011年10月23日日曜日
橋下さん
22日 橋下大阪府知事が辞表を提出しました。近く告示される大阪市長選挙に立候補する為だそうです。現職の平松邦夫市長と行政方針で悉く対立して、遂に「此の際 自分で市長になってやるか!」と 立ち上がったのです。更に 大阪は、府と、市の二重行政になって居るから無駄である。此れをひとつにして「大阪都」を作るのだ。という構想のもとに旗を掲げたのです。
昔から大阪は独特の地域性が有りまして、中央政権(東京)には理屈抜きに反目する癖が有ります。そして 今尚 大阪は東京よりも進歩的で、あらゆる面でレベルが上だと思いたいのです。
しかし現実には 東京と比較して、全ての分野で既に一桁以上の差がつけられて仕舞って居て、其の差は開く一方です。
原因は大阪の歴史に有ります。豊臣秀吉時代から大阪は、問屋の街として四百年以上の伝統が有り、此れが現代に至っても足枷となって街の発展を妨げて居るのです。乾物・繊維・薬と言った問屋さんが、未だに街を牛耳って居て、其の権力は絶大なものが有ります。都市計画をして問屋街の整理をしようと計画をしたら、問屋さん達の猛反対に逢い、そこへ巧みに暴力団が介在したりして、とても綺麗事では実現出来ません。あの汚い・臭い道頓堀のヘドロを浚って綺麗にしようとしても「その筋」の許可が無いと出来ないそうです。何が出て来るか分かりませんから・・・
そんな 諸々の「伝統」の有る大阪を橋下さんはどうするのでしょう?
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