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2012年6月12日火曜日

先日見たテレビの「トヨタピラミッド」で、大企業のなりふり構わず、情け無用の姿勢に呆れるとともに、大企業経営者の人間性に「とうとう此処までなり下がって仕舞ったか!」と慨嘆の念を覚えましたが、然し 浜松市の一企業の社長が今時珍しい<男気>を見せて呉れたと言う記事を見ました。心温まる其の内容は以下の通りです。
 『浜松市の沿岸部の津波対策を進めて欲しいと、住宅メーカー「一条工務店」(本社・浜松市)は防潮堤の建設資金300億円を県へ寄付することを決め、11日、県、浜松市の3者で基本合意した。同社の宮地剛社長は「ここまで大きな会社となれたのは地元の支援のたまもの。当社創業の地へ、堤の構築で恩返ししたい」とコメントしている。』
 300億円と言う大金でどれ程の防波堤が出来て、どれ程の人命が助かるのかは判りません。が 何もしない(何も出来ない)政府・地方自治体・大企業・諸々の有識者団体に、此の宮地社長の様な発送の欠片も無いのでしょうか 尖閣諸島を買う金を集めたりするより、東京湾の地震・津波対策への備えの方が、危急且つ必至の物事ではありませんか!! 原発の再稼働の為の津波対策の方が、どれだけの人命に関わる大切な事柄であるのか!! 分からないのでしょうか!! 宮地社長の爪の垢でも煎じて飲みなさい!!

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