めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲隠れにし 夜半の月かな 第五十七番 紫 式部
久し振りに巡り合い、見たのはそれかどうか解らない内に雲に隠れてしまった夜半の月の様に、逢ったのは貴方かどうか・・・と思っている間に貴方は行ってしまいましたね。
有名な紫式部の歌です。この歌を作った経緯を書いた詞書(ことばがき)には幼友達との再会と、何年も経て出会ったのにほんのちょっとの対面時間しかなくて、顔がちゃんと判らなかった。子供は歳をとると顔が変わってしまいます。それで「見しやそれれとも わかぬ間に・・・」と言うわけです。
私達も 何十年ぶりかで幼友達に逢って「お前 かわったな!?」「お互いにな!?」とか<あいつKじゃないかな?イヤ違うかな?>なんて事が此の頃多くなりました。
2007年7月8日日曜日
めぐりあひて・・・
投稿者 不老愚 助光 時刻: 11:45
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