グルメ番組は ウンザリ！！

私は　この二年間ダイエットと言うバカな事をしています。お陰さまで体重７．５ｋｇ、体脂肪１０％、腹回り１０ｃｍと減らす事が出来ました。

然し　全然楽しくありませんでした。食欲と言う絶対に勝てない強敵と戦うのは所詮は無駄な抵抗で、空しい努力を続けて来たのであります。　美味しいものを、好きなだけ腹一杯食べて「もう　お腹がパンクするぅ」と言うこの瞬間こそまさに至福の時です。

そんな幸せを犠牲にして永生きしてなんの意味があるのですか！　と　ボヤキを言いながらこの二年間やって来まして途中で「いっその事、思い切り食べて、運動を怠けて、メタボリックシンドロームになって死んでやろうか！」と何度も思いましたが・・・一気にコテンと死ねればいいのですけれども、長患いをして家族に散々迷惑をかけ、お金も一杯遣った挙句、「もう　早く死んでくれ！」とまで言われても仲々死ねない等と言う悲惨な事態を想像すると、仕方なく嫌々ながら努力をして来たのであります。　そして　泣き泣き続ける所存であります。

その時に　テレビを見ればどれも此れも「グルメ番組」です。ボキャブラリーの乏しいレポーターが「オイシーイ！スゴーイ！」と言わされてるのにはウンザリです。特に若い女性レポーターには「もう　勘弁してぇ！！」です。

食べると言う事は、必ず排泄物を簸るのは必至です。だから　うら若き乙女が、人目を憚らず大口をあけてものを食べる姿には「余りにも慎みの無さ」に目を背けたくなります。古来　日本の高貴な女性は食べる姿を人に見せなかったそうです。アァ昔は遠くなりにけり・・・！？！