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2007年11月2日金曜日

ポール・ディベッツ大佐



この人 ポール・ディベッツ大佐、92歳で昨日亡くなったそうです。この写真はB-29爆撃機エノラ・ゲイに原子爆弾リトルボーイを搭載して広島に投下する為に出撃する所です。

そして 1945年8月6日午前8時14分、広島に投下、一瞬にして10万人もの何の罪も無い人々を殺した人です。

彼は 三年後 長崎を訪れて、街の様子を見て、「地面が曲がってしまっている」と言ってショックを受けたのですが、それでも「原爆を投下したのは、戦争を早く終結させる為に正しかった。それで 多くの命が救われた」と言って終生、自分の行為を正当化していたそうです。

アメリカ人の大半が、今でもその考えと同じです。だから スミソニアン博物館の野外展示場にエノラ・ゲイを復元展示して、「原爆投下によって、世界が平和になり、多くの命が救われた」と碑に書いてあります。これに対して日本政府も、マスコミも一声も上げないのは情けない限りです。!!!

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