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2008年7月3日木曜日

コンビニの悩み

最近 我が街のコンビニが相次いで二軒も閉店しました。 場所もいいし、けっこう繁盛している様に見えましたのに何故だろう???と不思議に思ってましたら、今日の朝日新聞の「声」欄を読んで納得しました。

投稿者は横浜市緑区のコンビニ経営者の方です。

コンビニの深夜営業に就いて 「店にとって 深夜営業は、売り上げが少ないのに人件費や光熱費がかかる厄介者ですが、24時間営業が契約条件の為開けている所が多いのです。 平均的な店の場合、夜12時から朝6時の売り上げ高は、費用対効果の面で昼間と比べものにならず、時給¥1,200のバイトの給料で消えて、開けているだけ赤字の状態です。

一方 本部は人件費や光熱費は一切負担せず、売上高でロイヤリティーを取る仕組みです。個々の店が赤字でも痛みは感じません。契約に店側が異を唱えても本部は応じてくれません。経営者達を襲う健康被害や夫婦すれ違い生活、過労死、過労自殺、自己破産などコンビニ問題は深刻です。

深夜営業をやめたい所は店を閉め、営業が成り立つ所は開ければいい。こんな簡単な選択も許されないのが、今のコンビニ店なのです。コンビニ業界の諸問題は最早政治の場でされるべきだと思います。」

横浜の様な大都市圏でこの有様ですから、我が街の様な田舎町ではコンビニが潰れる訳でしょう。 だから コンビニ本部は、何もかも頑迷に一律営業をさせるのではなく、各店の立地条件や土地柄等の実情を勘案して、深夜営業をやる、やらないの選択は、各店の自主判断に任せるべきでしょう。

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