原油高の為に漁船が休漁しました。それによって家庭の食卓から魚が消えたと言う話は今の所聞きません。魚離れが言われてから久しいので、家庭にそれ程の影響は無くて、漁師さん達の一人相撲に終わりそうです。 むしろ 乱獲に拠る漁業資源の解消になっていいのかも知れません。
何しろ 漁業界の無計画な乱獲振りは酷いものがあります!!。「早い者勝ち・獲った者勝ち」の世界ですから、魚業資源が枯渇の危機にあろうが、将来の展望もヘチマも有らばこそ、海が空(から)になるのじゃないかと心配になる位に魚を獲り捲くってきました。
実際には15トンもある船を9.9トンと偽って許可申請をする、そして船体の大きさには不釣合いの大きなエンジンを搭載して船を作る。これらは「税金を誤魔化す為の偽装工作」と、「漁場に他の舟より少しでも到着して沢山の魚を獲りたい」と言う自己中心的な考えです。 然も これらは全て目イッパイ借金をしてやるのですから、その返済の為にはナリフリかまっては居られません。借金を返す為には漁場が枯渇しようが、魚価がどうなろうが知って事じゃないと言ったエゴイズムの世界なんです。勿論 真面目に魚業をしている人は居ましたが、大勢がこの考えで突っ走っていますから、悲しい事に自然淘汰されてしまったようです。
だから いま 原油高で漁業者が大ピンチに立たされても、意外と同情が集まらないのにがは、こう言った事情を国民の皆さんがよく承知してるからでしょう。いまや魚は、お肉より高価ですからね!!。
2008年7月21日月曜日
漁業 休漁
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