テレビをはじめ メディアはオリンピック気分に踊り狂っています。平和でけっこうですが、平和でない地域もあります。そこでは毎日流血の悲劇が繰り返されています。
今から64年前の1944年8月22日対馬丸事件と言う残虐な事件がありました。太平洋戦争の末期、愈々米軍の攻撃がはげしくなり、沖縄の非戦闘員(老人・女性・学童)達を本土に疎開させる命令が政府から出されました。その為8月20日 対馬丸に学童700人と一般の非戦闘員1000人を乗せて長崎へ向けて台風の中、沖縄を出航したのです。その暗号を解読した米海軍のボーフィン号がトカラ列島付近で対馬丸を迎撃、魚雷を3発発射して、その内2発が対馬丸に命中して、学童と一般人の1500人(正確には不明、もっと多いと言う説もある)が哀れにも台風に荒れ狂う海に沈められてしまったのです。
米海軍のボーフィン号は暗号を解読して居て、対馬丸がどんな目的の船で、どんな人達が乗船しているかを充分承知していながらの攻撃です。これぞまさしく残虐行為そのものです。
米軍は 原爆投下といい、対馬丸事件といい、残虐行為を平気でします。こんな国を信じて言いなりになって大丈夫でしょうか???
2008年8月23日土曜日
対馬丸事件
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿