来る日も来る日も雨でした。その八月も今日で終わりです。
今日の毎日新聞に ワーク・ライフ・バランスの事が載ってました。仕事・家庭・余暇のバランスを上手にとって人生を有意義に過ごすと言うことらしいのですが、「日本の官僚の中間管理職の現状が如何に悲惨なものか」とイギリスの官僚の仕事振りに比較して書いてありました。残業時間は月に100時間超で、睡眠時間、家族と過ごせる時間は極短い時間しか無い。此の働き方は愚かだと言いたいのでしょう。
勿論 愚かです。官僚よりも、民間会社の方がもっと悲惨です。官僚には倒産の心配はありませんが、民間は倒産・ライバル会社との激烈な競争に後れを取る、と言った恐怖に常に悩まされています。その為に、睡眠時間も、家族と過ごす時間も、涙を呑んで削って必死に頑張らざるを得ないのです。此れが日本の民間企業のサラリーマンの現状なのです。私も 現役時代 月に実働300時間超はザラで土日の出勤なぞも珍しくなく、妻から子育ての事や家庭の問題を相談されても全然役立たずの亭主でした。そうしなければ「ライバル会社に負ける」と言う強迫観念が頭から離れませんでした。今は その当時よりも不況で競争はもっと厳しくなっていますから、想像するだに恐ろしくなります。 所詮日本は勤労者後進国です。
2008年8月31日日曜日
八月の終わり!
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