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2009年3月18日水曜日

サムライジャパン!?!

サムライジャパンなんてカッコイイ名前を付けて居ますが、全然カッコ良く無いですねぇ~!!
同じ相手に、二度とも為すすべも無くズルズルと自滅して同じ負け方をするとは、何処がサムライなものですか!!
 あの韓国の気迫、モチベーションの凄さは個々の選手のプレー毎に溢れて居ました。初回の攻防からその差は明らかに現れて居ました。それを少しも感じ取れなかった日本の選手も、監督・コーチは何と言う間抜けでしょう。初回の攻撃で先頭打者を四球で出したのが敗因です。その時点でダルビッシュの眼が泳いでいる状態の侭放置して傷口を広げてしまったのは捕手城島を初めとしてコーチも監督もいったい何年野球をやってるんでしょう?私等素人が遠く離れた所でテレビ画面で見て居ても分かるのに、彼等の目は節穴ですか!?! 又8回の投手交代も疑問です。
 二連覇なんてもう絶望です。選手達のモチベーションの無さ、原監督の選手起用方、それに原監督の指揮官としての運も関係します。指揮官の運が無い場合、どんなに努力しても「あと一歩の所」で手中の玉をスルリを採り落とすのです。
 言うまでも無く、原辰徳と言う男には父の原貢と言う男の影がトラウマとなって居ます。子供の時から厳し過ぎる教育を受けて、いつも「父に叱られない様に」と言う事ばかりを恐れて居たと言います。高校・大学と父親が監督をする野球部に入り、とうとう大学を卒業する迄恐ろしい父から逃れられなかった訳です。その為 ジャイアンツに入団してから長嶋・王をも凌ぐ素質を持つと言われて居ながら完全に花開かずに終わったのです。
 その彼に一世一代の大勝負をさせるのは酷なのかも知れません。彼のトラウマは生涯解放されないものですから・・・。 其の事を良く理解できるのはイチローです。よく似た境遇ですから。然しイチローにはそれを乗り越える強さが有りましたが、原さんには気の毒な事に周りの人間が雑音を居れ過ぎますから乗り越える集中力を与えて呉れません。其れを気遣ってイチローも絶不調になってます。
 サムライジャパンじゃなくてお気の毒ジャパンです。

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