我が家の30年以上使い慣れた手鍋の柄が折れました。本体の方はビクともして居ませんし、愛着が有りまして感慨ひとしおです。其の永い時間には、色々な出来事が有りました。娘が大学に入り卒業、就職そして結婚。息子も大学に入り卒業。そして就職して結婚。そしてわたし達夫婦も歳を取りました。此の鍋を買う時、金物屋の御主人が、「鍋は少々高くてもいい物を買っておきなさい。きっと重宝しますよ」と言った事を言われたと妻が覚えています。その言葉には嘘は有りませんでした。30有余年、まさに壱日も休まず大活躍をしてくれました。でも 火にかけて使うのには危険ですので仕方なく現役を引退して貰う事にしました。心から御苦労さまと言います。
2010年1月18日月曜日
手鍋
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