「街の情景1」先日言って来たばかりの水戸市の情景を、感じたままに書きます。穏やかに晴れて気温も温暖でしたので、誠に結構な旅行日和でした。
水戸市と言えば日本三大庭園の「偕楽園」です。第九代藩主の徳川斉昭は、藩校「弘道館」で勉強に疲れた藩士や、一般庶民も偕(ともに)楽しむ園と言う主旨で造園されたと言われて居まして、日本で唯一入場無料の庭園です。春には有名な梅園の梅の花や桜の満開の美しさは素晴らしく、昔の人の心が現代に明瞭に引き継がれて居ます。
水戸藩の初代藩主は徳川家康の11男の徳川頼房公、二代目藩主は黄門様で有名な徳川光圀公です。水戸藩に徳川家が入る前は、佐竹義宜の領地でしたが、関ヶ原の戦いで佐竹は徳川家康に味方をしなかったので、秋田に転封されて仕舞いました。其の時 佐竹は悔し紛れに水戸の美人を根こそぎ秋田へ連れて行って仕舞いました。其れで「秋田美人が沢山」出来上がり、水戸には美人が居無くなって仕舞ったそうです。然し其れは今から400年も昔の話、今では水戸には美人がイッパイ居ました。
次に有名なのが「納豆」です。最近テレビで「くめ納豆」と言って頻りに宣伝してますから、お土産店で聞いて見ましたら、「お土産店では売って居ません。普通のスーパーで売って居ます。お味は普通の納豆です」と言う事でした。駅前広場には写真の様に「納豆」の立派なモニュメントがありました。
それから 気が付きましたが、駅前の繁華街には、杖をついた高齢者や、体の不自由な人の姿を全く見ませんでした。静岡市の街では高齢者や、体の不自由な人達が一杯居て、街をウロウロして居まして歩き難いのですが、水戸の街ではみんな速足でドンドン歩けました。言葉も早口で声も大きく、街中が活気に溢れて居る様に感じました。
2010年12月1日水曜日
水戸の情景
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