
「原子力発電所の保護システム」の考え方として、二通りのものが有りました。
◎その1が 福島第1原発の<如何なる地震・津波が来ても、防波堤等の建築物で防ぐ>と言うもの。その為に 想定を超えた津波に依って原子炉燃料の冷却用電源が破壊されて水素爆発を起こし、放射性物質を大気中、大海中に撒き散らす結果を招き、国内は勿論近隣諸国にまで迷惑を懸ける事になりました。
◎その2が 福島第2原発の<地震・津波に襲われても、原子炉燃料の冷却用電源を何重もの予備システムを設けて確保する>と言うもの。結果 その予備システムが功を奏して第2原発は無事でした。
つまり此処に東京電力及び原子力安全・保安院の愚かさが有るのです。第2原発を作る時に、何故第1原発も同じ様に手を加えて予備電源システムを作らなかったのか!きっと東電内部でも「第1原発も第2と同じシステムしした方がいい」と言う意見具申が現場から有ったのでしょう。然し其れをしなかったのは「黙れ!馬鹿者!そんな物は金の無駄遣いじゃ!」と当時の偉い人が蹴っ飛ばして仕舞ったのだと想像出来ます。今となっては 其の偉い人はそんな事すら忘れて仕舞って居るでしょう。大組織の中では幾ら正しい意見でも下部の意見では「黙れ!馬鹿者!」で吹き飛ばされておまけに下手をすれば左遷と言う伝家の宝刀が待ってます。これが<地震や津波よりも怖い>のです。謀電力会社の担当者はフト漏らした事が有ります。「僕らの会社は 徳川時代みたいに封建的で頑迷固陋ですから・・・」
こう言う訳で 日本の電力会社は何時まで経っても弱者を苛め続けて成長するのです。
2011年4月9日土曜日
頑迷固陋
2011年4月8日金曜日
全漁連 怒る

全漁連の服部郁弘会長が、東京電力の勝俣恒久会長に強硬な抗議をして居ます。無理も有りません。漁業者は風評被害で、死活問題になっている処へ、更に低濃度放射能汚染水を海に廃棄をしたのですから。然も 一言の説明も、断りも無しに。酷過ぎる行為です。怒り心頭です。
東京電力は遂に人間的におかしくなって仕舞ったのでしょう。写真では 勝俣会長は神妙な表情をして居ますが、腹の中では「なぁに 俺には東京電力と言う巨大組織のバックが有るし、政府が付いて居るし、いざとなれば原子力安全・保安院に責任の全部を擦り付けて仕舞うと言う逃げ道は有る」と嘯いて居る事でしょう。
そもそも原子力発電は、終戦ま近い1946年頃、当時改進党の陣傘議員だった中曽根康弘が、日立・東芝・川重、それに東電・関電を加えた各社に、戦後復興の目玉として提案したのが発端だと言われています。原子爆弾の被害を受けて間もない日本に、原子力発電なんてと言って尻込みする各社に、中曽根は「世界は今後原子力発電が主流になる」と言って叱咤激励し、或いは恫喝して<拙速>の侭数々の原発が建設されて行ったのです。
だから 日立・東芝といったメーカーは、その強引に作らされた事実がハッキリと証拠として残されて居ますから、愈々となれば<ケツを撒くって>その事を暴露する用意が有ります。従ってメーカーは責任を取りません。東電は「安全だ!安全だ!」と言って国民を騙し続けて来たのは原子力安全・保安院だから責任は無いと思って居ます。
やり切れません! 此の騒ぎがひと段落したら、政府・保安院・メーカー・東電で、責任の擦り合いが始まるでしょう。被害者は何時でも報われません。
2011年4月7日木曜日
不撓不屈

「不撓不屈」東北には、まさにこの言葉に相応しい人達が沢山いらっしゃいます。宮城県南三陸町でガソリンスタンドを経営して居る三浦文一さんもその一人です。
三浦さんは 両親は行方不明、家もスタンドも全部津波に流されて仕舞い、やっと残った手動式ポンプで近隣の困った人達に残留したガソリンや灯油を無料で分けてあげたそうです。「自分は此の町の人達にお世話になったお陰でこんにち迄来ました。だから 恩返しをするのは当然です」と言って、津波の二日後の3月13日から手動ポンプを廻し続けて無料でガソリンを分けてあげて来ました。電気は来ませんからポンプは手動です。一日に300台の車が給油に来て、大変な重労働でした。漸く料金を頂ける様にしたのは、3月20日からで、又 三浦さんの意気に感動した若者達が手伝いに来て呉れて、一日中手動ポンプを廻し続け、「手がパンパンに腫れあがる!」と言いながら頑張っています。「俺が街を復興する!」と意気を見せる素晴らしい人です。こんな感動的な人達が我が日本には居らっしゃるのです。
2011年4月6日水曜日
取らぬ狸の・・・

プロゴルファーの石川遼君が、今年獲得する賞金を全額 東日本大地震の被災者に救援金として寄付するそうです。そして 今年の賞金獲得総額の目標は2億円と決めて居るそうです。更に バーディーを1個とたったら10万円も寄付すると言う事です。年間300個のバーディーを取るとして、凡そ3000万円です。「取らぬ狸の皮算よう」とか言いますが・・・
さて 其処で ほかのプロゴルファー達はこの話を聞いてどう思うのでしょうか? 年間30試合に出場するとして、其の内10回くらい優勝する勘定になります。其れを ほかのプロ達は指をくわえて見て居る訳ですか! それでいいのですか!?! たかが19歳の小僧っ子にこんな事を言われて、一言も有りませんか!?! 皆さんプロでしょう!?!
2011年4月5日火曜日
想定能力外

「想定外」此の言い訳言葉が何度繰り返された事でしょう。今度の福島原発の事故に就いて、原子力安全・保安院や、東京電力の連中の説明は、此の『「想定外」の大津波が原発を破壊したのが原因で、言わば不可抗力である』と、結論付けて仕舞おうと言うものです。
ところが 3月26日の新聞朝刊の記事に依れば
『2006年10月の衆議院内閣委員会で、共産党の吉井秀勝議員が、原発で非常用電源が失われた場合を想定し、「機械冷却系が働かないと、崩壊熱の除去が出来ない、すると核燃料棒の焼損の問題が出て来る」と、今回の事故を予見して、政府を追及して居ます。
更に 吉井氏は昨年5月の経済産業委員会でも同じ問題を追及したのですが、原子力安全・保安院の寺坂信昭院長は「そう言う事は有り得ないだろう、と言うぐらいまでの安全設計をしている」と 大見栄を切って此の質問を一蹴しました。』
この経緯から 原発を推し進めて来た連中:原子力安全・保安院、政府・経済産業省、電力会社、学者・先生達は、今ある現実に向かい合っていったい何を想い、自らを省みて居るのでしょうか?「想定外だった!」と言って済む話じゃ有りません!これは自分の「想定能力」が貧困過ぎた結果じゃ有りませんか!其れなのに無根拠の<安全神話>を矢鱈に振り回し国民を騙し続けた罪は万死に値します。許せません!! 非難勧告・避難指示など出されても、人間は簡単にハイ分かりましたと言って動けるものではありません。寝たきりの人を抱えて困って居る人、家畜を飼って居る人、諸々の事情で非難したくても出来ない切実な事情の有る人々。これ等の被災者を出した責任は、ハッキリ言って『原発の恐ろしさを想定出来ない、にも拘らず「安全です」と言い続けて推進して来た連中』に有るのです。
いま 福島原発では、東京電力の現場担当の人達が、可哀想にまるで<賽の河原>の様な決定的効果の無い作業を命懸けでさせられて居ます。原発推進派の偉い人達は、安全な場所に居て勝手な事をホザイテ居ますが、<どうしていいのか解らない>くせに・・・此の様な事態を「想定外」の一言で片づける気か!!!恥を知れ!!!
2011年4月2日土曜日
牛飲馬食
昨日から四月です。でも寒いです。きっと此の寒さは東北大地震と関連が有るかも知れません。昔子供の頃、おばあちゃんから聞いた覚えが有ります。「矢鱈暑い日や、寒い日が続くと天変地変が起きる」というものです。地球は生き物だから時々御機嫌が斜めになり、大地震や大台風とか人類に天罰を加える様な大災害が来る、と言う訳です。石原都知事じゃ有りませんが、今回の東北大地震が天罰だなんて思いませんが、それでも <人類は地球に対して優しくして来たか?>と言う虚心坦懐な反省は必要だと思います。
昨日は 以前から孫達との約束で、某ホテルのランチバイキングに行って来ました。孫は中学生と小学生で、まるで<歩く胃袋>と形容したくなる程の野郎たちです。レストランの開場と同時に入場するや、食べるヮ!食べるヮ!凄まじい勢いで、ウエイトレスのお嬢さん達も思わず笑って居ました。食べ終わると次の食べ物と、忽ち取り皿の山を築いて行ッたのです。
然し もっと凄い「健啖家」が居ました。歳の頃は80歳をゆうに超したと思われる痩せた男性で、自力で歩く事が出来なくて、奥様に支えられながらヨロヨロと着席して、先ずビールを中ジョッキで2杯飲み、其れから奥様に命じて料理を一杯取りました。其れ等を食べ終わらない内に、又奥様に次の料理を取って来る様に命じます。其れも口の中には食べ物が溢れんばかりに含まれているのにです。まさに<牛飲馬食>を絵に書いた様な爺さんです。
呆れて見て居りますと、今度はワインを飲み始めました。更に山盛りの料理をバリバリ食べながらですから、其の細い体の何処にそんなに入るのだろう?きっとあの細い体の首から下は全部胃袋なのだ!と 驚き・呆れて見て居ましたら、孫達が「もうギブアップ!!此れ以上食べられません!!」と言い出しましたので帰る事にしました。が その爺さんは未だ蟹の様にテーブルにしがみ付いて食べ続けてて居ました。何だか東北大地震の被災者の皆さんに申し訳なく思いました。
2011年4月1日金曜日
災害義援金
「災害義援金」私もささやかな金額ですが寄付をさせて貰いました。ところで 此の「義援金」は、何時、何処へ、幾ら払ったのかと言う「決算報告」がされた事はありません。余計な心配をしても仕方の無い事ですが、<本当に困っている人達にチャンと届いて居るのかしら・・・>なんて心配して仕舞います。以前 日本赤十字社の職員の着服事件が報道されたりして、まさかとは思いますが・・・
矢張りキチンと収支報告はした方が良いと思います。
既に イチロー選手が1億円を寄付したとか、石川遼君が今年稼ぐ賞金を全額寄付する、とか多くのスポーツ選手達が多額の義援金の寄付を出して、700億円以上が集まったと言います。此れが本来の日本人の偉大な心です。世界の最貧国のアフリカからも、何十万円の義援金が来ると聞くと、心が熱くなります。
それにしても 国会議員の皆さんはいったいどうして居るのでしょう? 国会議員は寄付を禁じられている事は承知して居ます。が この場合は非常事態です。超法規的な視点から国会議員の人達も進んで義援金を出すべきです。税金の中から多額の報酬を貰って居るのですから、こんな時こそ菅総理が音頭を取って提案をしたら如何でしょう?個人名で出来ないのなら、民主党一同とか、自民党一同とか、或いは衆議院議員・参議院議員一同とかやる気さえあれば何とか出来る筈です。でも やる気が無いのでしょうね。其れとも票に結びつかない金はビタ一文も出したくないのですかね。