「不撓不屈」東北には、まさにこの言葉に相応しい人達が沢山いらっしゃいます。宮城県南三陸町でガソリンスタンドを経営して居る三浦文一さんもその一人です。
三浦さんは 両親は行方不明、家もスタンドも全部津波に流されて仕舞い、やっと残った手動式ポンプで近隣の困った人達に残留したガソリンや灯油を無料で分けてあげたそうです。「自分は此の町の人達にお世話になったお陰でこんにち迄来ました。だから 恩返しをするのは当然です」と言って、津波の二日後の3月13日から手動ポンプを廻し続けて無料でガソリンを分けてあげて来ました。電気は来ませんからポンプは手動です。一日に300台の車が給油に来て、大変な重労働でした。漸く料金を頂ける様にしたのは、3月20日からで、又 三浦さんの意気に感動した若者達が手伝いに来て呉れて、一日中手動ポンプを廻し続け、「手がパンパンに腫れあがる!」と言いながら頑張っています。「俺が街を復興する!」と意気を見せる素晴らしい人です。こんな感動的な人達が我が日本には居らっしゃるのです。
2011年4月7日木曜日
不撓不屈
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