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2008年5月4日日曜日

ヘルパーさん 哀れ!!

昨日 午後三時半ごろ、御前崎の防波堤で非常に悲しい事故がありました。

小学校一年生の男の子が防波堤の上で遊んでいて海に転落しました。当時は満潮に近く、かなり波が高かった様です。男の子は、母親とヘルパーの大畑友美さん(32歳)の三人で来ていたのですが、この時 どう言う訳かこの場には母親は不在で、大畑さんと二人だけでした。大畑さんは無我夢中で男の子を助けようと海に飛び込んだのですが、哀れにも溺れて死亡、男の子は近くでサーフィンをしていたひとに救助されて無事でした。何とも大畑さんが哀れでなりません。きっと 大畑さんは子供を母親から預けられたと言う強い責任感が、彼女を海に飛び込ませたのでしょう。自らの命を懸けて・・・

この男の子の場合とは関係無く、一般論としてですが、小学校一年生くらいの男の子は 危険な事・大人が嫌がる事などをわざと面白がってやりたがる性癖が有ります。親が「止めて」とか 友達が「止してよ」と言うと益々喜んで嫌がらせをエスカレートさせるのです。所謂イジメもこの類です。男の子は極端に言えば猛獣と同じです。だから3歳から4歳位までに、してはいけない事をキチンと親が躾けておかないと小学校に上がる頃には手の付けられないヤンチャ坊主が出来上がります。もう その時にいくら声を枯らして叫んでも全然効きません。特に 母親のカナキリ声は余計に坊主の悪戯心に油を注ぐ結果になるでしょう。

私自身の幼年時代の経験から言えば、無論 罪の意識はチャンとあります。 でも 本能的に体内から湧き出る悪戯心はどうしても抑えきれないのです。あの 他人の泣き顔、困り顔、それに接した時の快感、また逆に悪い事をしたと言う自責の念、自己嫌悪との戦いが繰り返されて、恥ずべき事ながら、その精神的なネジレを楽しんで居たと思います。いやまったく恥かしい!!!

今回の事故を、私なりに勝手に想像しますと、男の子はヘルパーの大畑さんの制止を聞かず、イヤ制止されればされる程、面白がって危険な方へと行ってしまったのではないか!?!そして高波にさらわれて海に転落した・・・そして 代わりに可哀相な大畑さんが死んでしまったのではないか? 堪りません!! 合掌。

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