今から37年前の群馬県で大久保清事件がありました。被害者は16歳から21歳の女性八人、殺害されて地中に埋められて居た、戦後最悪の事件と当時言われたものです。
犯人の大久保清(当時36)はベレー帽を被り、画家と自称して白のクーペを乗り回して、若い女性112人に「乗りませんか?」と声をかけ、乗って来た人を殺して埋めたその数がなんと8人と言う身の毛も弥立つ程の恐ろしい男でした。
然し 当時のマスコミの報道は犯人を非難するのは当然でしたが、一方で 被害者達の無防備さ、無用心さを責める論調もありました。死者を鞭打つ様なものですが、その当時の女性の純真で、他人を疑う事を知らない美点を悪用する犯罪が、予想もしない形で現実のものとなったので、マスコミも混乱していたのでしょう。!?! だけど その後の世の中を見ると、その時よりもっともっと悪くなって、他人を信じてはいけない様になってしまったと思います。まるで どんな些細な事も、本当は親切な話でも絶対に信じたら駄目だ!!、なんて何とも寂しく哀しい世の中になってしまったのです。
2008年5月10日土曜日
大久保清事件!!
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