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2009年11月30日月曜日

さくらちゃん お目出とう!!!



横峯さくらちゃん!やりました!!今季最終戦で逆転優勝!賞金女王レースも逆転優勝!!
 今日のスタート時はトップと5打差の五位でしたから、おまけにその時点で賞金女王レーストップの諸見里選手よりも下位でしたから、さくらちゃんファンの私としては、もう諦めて居ました。今迄の試合運びを振り返ってみると、最終日の16番ホールあたりから、疲労等で、グリップが弛んだり体の切れが鈍ったりしてズルズルと崩れて行くパターンが多いから、今回も此のまま三位か四位で「あ~ぁ 残念でした!」ってところでしょう。と思って、テレビも見ませんでした。
 でも ファンの一人として少し気になりますので、テレビを見ますと 何と!!トップに並んで居るじゃありませんか!!そして 周りの選手の崩れで逆転優勝!!!おまけに賞金女王まで獲得!!!おそらく彼女としては一生で最良の日になった事でしょう!!
 今迄のさくらちゃんと明らかに違うのは精神的なものです。集中力が途切れませんでした。其れが終盤の連続バーディを呼んで奇跡的逆転を齎したのです。つまり 幸運を引き寄せる力が有ったのです。さくらパパが言ってましたが「今までも実力は有った。でも 運が無かった」其の運を引き寄せて勝つ精神力が備わって来たのです。「さくらちゃん お目出とう!!!」

2009年11月29日日曜日

新型インフルエンザ!

遂に我が家にも 新型インフルエンザの魔の手が忍び寄って来ました。実は 先週の日曜日(22日)孫二人と掛川花鳥園に行きまして、一日楽しんで来ました。 が その翌々日に孫がインフルエンザを発症しました。潜伏期間が一週間程有りますから、たぶん16~7頃感染して居たのでしょう。
 孫と一緒に居た我々夫婦も「此れはヤバイ!!」と心配してまして、昨日お医者さんに行って検査をして貰いましたら,妻が軽度ながら感染して居ました。私は<バカは風邪をひかない>の言葉通り罹って居ませんでした。
 毎年 私が罹りまして、妻はピンピンしてるのに今年は変です。この辺も「異常気象」の所為でしょうか?

 何しろ 去年も、一昨年も十一月になるとインフルエンザに罹りまして、39.5度の熱に見舞われて、寝ても起きても家がグルグル回って苦しくて堪りませんでした。目をつむると眩暈がが凄くて眠れませんので、ヤケクソで「マツケンサンバ♪」を唄って居たら疲れてコトン!と眠ったのが忘れられません。
 もう あんな苦しい思いはしたく有りませんので、「孫 発病!!」の一報は大衝撃でしたので、早速お医者さんに予約を入れましたが、満員御礼状態でしたけれども、無理を言って昨日診察して貰った次第です。あとは ジッと静かに「どうぞ 妻が重篤になりませんように、私が罹りませんように・・」と祈るのみです。

2009年11月28日土曜日

電気掃除機

家電製品は日々進歩を遂げて居ますが、其の進歩が元も遅れて居るのが「電気掃除機」だと思います。其の姿かたちの不細工なのを始めとして、あの物凄い騒音!そして騒音の割には余り仕事をしてません。よく会社なんかに居る大声を出して、さも働いて居るふりをして居ても一向に成果の上がらない奴と同じで、騒がしいばかりでまるで役に立たないオッサンみたいです。
 此の「電気掃除機」を製造販売しているメーカーは、その辺の認識はどうなんでしょう?また使用者側は其の機能・性能には満足して居るのでしょうか? 例えば
 1.騒音 全く無神経と思いたくなるあの音を、何とかしようと考えた事はないのでしょうか?
 2.性能 大きな音のくせに思ったほどの集塵力が無い。だから現在の機構(送風方式で集塵する)を根  本的に変える事を考えないのでしょうか?
 3.形状 掃除をしている時に、ホースやコードそして掃除機本体の邪魔な事、あれを設計・制作に携わった人は、実際に掃除をした経験が果して有るのだろうか?
 おそらく 家庭電器メーカーの中でも、此の部門の担当は、IT機器等の花形製品の担当に比べて、日の当らぬ陰の存在に置かれて、「どうせ俺達なんか・・・」と泣いて居るのでしょう。

2009年11月27日金曜日

新聞の役割放棄

毎日新聞が、地方の街の記者一人で駐在する「地方支局」約20を来年四月に閉鎖する、と発表しました。共同通信とニュース配信の契約をして、地方のニュースの取材を止めるのです。理由はお馴染の経営が苦しいから経費を節約する為、の様です。地方のニュースなんか、共同通信社に頼んで適当に選別して時々載せる程度でいいと、お偉い方々がお考えになっての事でしょう。
 此処にも「地方軽視」のリストラです。特にマスコミ業界の幹部は、政界や財界の大物に顔が効きます。そう言う人達としょっちゅうお付き合いして居ますと、地方の鄙びた記事なんか紙くず程の値打ちも無いのです。
 それが つい 2~3年前、「地方の時代」とか「東京一極集中より、地方に分散すべし!」などと声高に唄い、恰も自分こそ時代を先取りして、日本の進路を示して居るんだ!!と大見栄切って居たのに、営業成績が振るわなくなると、サッサと地方を斬って捨てるのです。
 余りと言えば身勝手過ぎます。何時の間にか自分の与えられた責任・役割を忘れたのですか? 此れでは「新聞}と言うメディアは信用ナシ!必要ナシ!と言われても仕方が無いでしょう。

2009年11月26日木曜日

源氏物語 其の7

今日の岡崎先生の講義は、先週の「長恨歌」と「源氏物語・桐壺の巻」の繋がりと言うか、「長恨歌」が此

の物語の下敷きになって居る要旨の説明でした。
 白楽天の「長恨歌」は七言百二十行に及ぶものですが、八世紀 中国の絶世の美女「楊貴妃」と玄宗皇帝の、愛と悲劇の物語を詩にしたものです。 其の展開は 
 1.楊貴妃が玄宗皇帝に見出されて寵愛を受け始める。
 2.皇帝が後宮に3,000人も居た美女の中で、楊貴妃一人を溺愛した。
 3.そして皇帝が政務を疎かにして、来る日も来る日も楊貴妃に溺れた。
 4.挙句に、楊貴妃一族を諸侯に取り立てて沢山の領地を与えて厚遇した。
 5.其の為に、全土に不満が溢れ遂に反乱が起きた。
 6.反乱軍に楊貴妃が殺される。
 7.宮殿に帰った皇帝は、宮殿が楊貴妃の居た時と変わらぬ様子に、更に深い悲しみに浸る。
 8.皇帝は楊貴妃の事が忘れられず、方士(幻術を使って霊界に行ったりする人)に楊貴妃を探させた。
 9.方士は楊貴妃に出会い、楊貴妃は皇帝に形見の釵(かんざし)をたくした。
 10.そして皇帝と楊貴妃だけしか知らない詩を託した。其の詩とは長恨歌の最も有名な一節・・・
 『在天願作比翼鳥 (天にありては願わくば比翼の鳥たらむ)
  在地願為連理枝 (地に在りては願わくば連理の枝たらむ)
  天長地久有時尽 (天の長く地の久しき時に尽くること有りとも)
  此恨綿綿無絶期 (此の恨みは綿々として絶ゆるとき無けむ)』
 此の詩はこの「長恨歌」の最後の一節です。最終行に有る「恨」の一文字を取って「長恨歌」と謂われる
そうです。此の物語の展開が、「源氏物語の桐壺の巻」の下敷きになっている、と言われますと納得してし
まいます。「長恨歌」も「源氏物語」も底知れぬ奥深さを感じました。

2009年11月24日火曜日

掛川花鳥園






22日の三連休の真ん中に、孫二人のお供で、掛川花鳥園に行って来ました。温室になった広い室内に色とりどりの鳥達がイッパイ自由に飛び回って居ました。人の腕にとまったり、エサをねだったりと、人懐っこい鳥達と孫達の元気に思いっきり振り回されて、満足でしたが疲れました。

2009年11月23日月曜日

小学校の発表会




写真を撮り過ぎて整理に困りまして、記事のアップに手間取りました。其処でやっと整理が出来まして11月21分のアップをしました。此の2枚は、孫の小学校で、生徒達が研究結果の発表をして居ます。
上の写真は、小3の児童が、野球のピッチャーが投げる変化球の、投げ方・握り方の研究を写真を交えて発表して居ます。なかなか本格的な研究結果でした。
下の写真は、家庭のごみ処理(ごめを少なくする)の方法を研究した結果発表です。生ゴミをたい肥にしたり、分別をこまめにして、再利用をする方法を絵を描いて説明していました。此れに依ってごみの量が大幅に減る事が納得できました。

2009年11月20日金曜日

孫よ!でかした!!

水戸の孫(息子の長男)から 夕刻 電話が有りました。「今日の持久走大会で、優勝したよ!!。四年連続優勝が出来たよ!!」というものでした。
 先週 遥々水戸まで応援に行きまして、天候不順の為、今日に延期になっていたものです。何でも15日にサッカーで足を怪我をしまして、医者に診て貰ったら<じん帯挫傷>で、今度の持久走大会は止めた方がいいと言われたそうですが、本人が「四連覇がかかって居るので、どうしても出たい!!」と言うので父親(我が息子)の協力を得て、毎朝トレーニングに励み、遂に其の栄冠を勝ち得たそうです。
 母親(嫁)の話では、歩くのがやっとの状態だったのに本当によくやった と言って喜んで居ました。来年は五連覇がかかって居ます。此れは学校の新記録だそうで、来年は是非とも応援に行かなければなりません。それにしても 物凄い根性です。私にはとても其の様な根性は全くありません。誰に似たのかしら?

2009年11月19日木曜日

源氏物語 其の6

今日の岡崎先生講義は「源氏物語と長恨歌の関係」でした。
 長恨歌は 昔の中国・唐の時代の詩人「白楽天」が、玄宗皇帝が楊貴妃の魅力に溺れ、政治を疎かにした為に、国が乱れ反乱が起きた故事を詠った漢詩です。
 桐壺の巻で、帝が桐壺の更衣を溺愛する余り、<楊貴妃のためしも、ひきいでつべくなりゆくに・・・>と、「源氏物語」の冒頭に此の「長恨歌」を引用して、何やら悲劇的で不穏な導入部を展開します。
 当時の女性は、ひらがなの読み書きは普通に出来たのですが、漢字は男性しか学んで居ませんでしたから、女性が漢詩の読み書きはおろか、その内容を著作の中に引用するなんてとても出来る芸当ではありませんでした。だから紫式部は特異な存在でした。彼女の父親の藤原為時は漢学者で、息子に漢文を教えて居ると、傍で聞いて居た彼女の方が先に覚えてしまい、「此の子が男だったら・・・」と父がため息をついたと言う逸話が残って居る程の才女でした。
 長恨歌は 七言、百二十行からなる大作で、玄宗皇帝が美女を求めて国中を探した事。そして楊貴妃と言う絶世のを見つけて、其の魅力に溺れ、政務を執ることを怠るようになた事。昼も夜も四六時中楊貴妃を傍らに侍らせて、後宮の美しい官女は三千人にも及ぶが、其の三千人に分け与えられる皇帝の寵愛も、楊貴妃一人に集中して仕舞った事。そして 楊貴妃の一族はお陰で沢山の領土を賜り、諸侯の待遇を受けて、我が世の春を謳歌して居ました。 が 当然 後宮の官女達をはじめ、世間から羨望の反感をかって、反乱軍の為に楊貴妃は討たれてあえない最期と遂げたと言う物語が長恨歌です。
 皇帝が楊貴妃を溺愛した悲劇と、藤壺帝が藤壺の更衣を溺愛した悲劇が相通じるものが有りまして、紫式部は其処にヒントを得て「源氏物語」を書いたのではないでしょうか?

2009年11月18日水曜日

テレビの自滅

BPO(放送倫理・番組向上機構)が、やっとお笑い番組の余りにも酷い内容に気が付いたようです。出演者をひな壇に座らせて、言いたい放題=人の欠点をいたぶり、笑い者にして、楽しんで居る=と言ってもテレビを見て居る方はチットも楽しくないのに、自分達だけ必要以上にバカ騒ぎの大笑いをする、見て居て堪えられない悲しむべき番組です。出演のタレント達は、目立ちたいが為に、オーバーに笑い、自分の失敗談を面白おかしく話、其れを女性タレントは嬌声を上げて手を叩いて笑う、まるでオバサンの世間話を公共の電波で流しています。
 此の番組を、何の抵抗感もなく流し続けて来たBPOの倫理観は呆れるばかりですが、一方其の放送のスポンサーは、自社のイメージを此処まで崩されても心配無いのでしょうか?全く抵抗は無いのでしょうか? スポンサーの会社の経営者は此のテレビを見て無いのでしょうか?まさか テレビを見て、一緒になってエヘラ・エヘラと笑って居るのではないでしょうね!もしそうだとすれば其の人は経営者失格です。
 此のままでは、いよいよテレビ離れが加速して、テレビ業界の滅亡を招くのは明らかですが、その辺の認識が此の業界の人達には全然なさそうです。
 やっと気が付いたようですが、ちょっと遅すぎたじゃないですか?

2009年11月17日火曜日

みかんの季節



みかんの季節にになりました。静岡県の特産物ですが、農家の後継者不足と農家の皆さんの経済形態の変化で、つまり みかん栽培に依る収入よりも、アパート経営の収入の方が遥かに多いので、みかん農家の減少が甚だしい現状です。
 此のみかんは、其の数少ない農家が栽培しているもので、其の家の庭先で1袋8個入りを¥100で無人販売しています。だいたい静岡県中部産のみかんは、酸味がやや強く其の多くは缶詰用にされます。
然し 此のみかんは、程良い甘さで私としては大好きなので、せっせと購入して食べて居ます。
 不思議なもので、近隣のみかんの味が、畑に依って違うのです。やや酸っぱいのや、物凄く酸っぱいものと、肥料とか、日当たりとか微妙な違いが果実の味に差が出るのでしょうか?

2009年11月16日月曜日

水戸の旅 3



私達が宿泊した 水戸プラザホテルです。
何より凄いのは 豪華な結婚式場があり、宿泊施設もかなり豪華で広々とした部屋でした。部屋の設備で驚いたのは、風呂場のドアが透明なガラス製で外から丸見えなんです。ワオ~!!と思いましたが、この扉は湯船にお湯を張りますと湯気で中が全然見えなくなりますので、杞憂でした。

2009年11月15日日曜日

水戸の旅 2









11月12日の持久走大会が、天候の加減と、インフルエンザを警戒の為一週間延期になりましたので、息子の計らいと学校のご厚意で、授業参観をさせて貰えました。孫達が通う小学校は、水戸市立三の丸小学校で、創立は明治25年(1893))でなんと116年の歴史を誇る学校です。三の丸と言う名前が示す通り、水戸城の跡地に建って居て、門も校舎もまるでお城です。
教頭先生がご丁寧にご挨拶を下さり、「遥々来て頂いたのに、延期で本当に申し訳ありません」と言われたのには恐縮しました。更に 校長先生までわざわざご挨拶に出て来られて「延期して申し訳ありません」と、もう 気象の所為なのに恐れ入りました。教頭先生が、孫の教室までご案内して下さり、お世辞でしょうが、「二人とも勉強は良く出来ますし、ランニングはいつも学年トップです」と仰って下さいました。勉強は兎も角ランニングは本当です。持久走大会が延期になりましたが、此の授業参観は其れをカバーして余りあるものになりました。

2009年11月14日土曜日

水戸の旅 1



水戸の息子の所へ孫達に逢いに行って来ました。11月12日に息子の長男(小4)の持久走大会が有ると言う事で、静岡から300kmの距離を遥々車で行ったのです。天気予報は当日は雨で、空模様は怪しくて、出発した11日には既に雨が降って居ましたので、行くか?止めようか?と迷いましたが、今年の夏に孫と「必ず応援に行くから!」と約束をしてまして、孫もその気で毎朝トレーニングに励んで居ると聞きましたから、「何が何でも行かなきゃ!」ととばかり決心して行きました。妻は 私が9月11日に散歩中に転倒してバランス感覚が不安定で心配なので、どちらかと言えば行くのは反対でしたが、私が強情に「行く!!」と頑張るので仕方なく行きました。
 往きは雨の中散々でした。東名高速の厚木の手前に事故が有って大渋滞。おまけに環状八号線も大渋滞で、水戸にやっと着いたのは午後五時過ぎでした。出発が10時ですから約7時間以上の長旅で、もうクタクタでした。そして 水戸に着く前に電話で「明日の持久走は延期になりました」と嫁から連絡が有りまして「ドヒャー!ガックリ!」となりました。
 でも 水戸のホテルに着いて、息子・嫁そして孫達の顔を見たら其の疲れも吹き飛びました。息子は父親として強さと優しさを併せ持った男になって居ました。嫁は 三児の母として貫録を見せて居ました。長男は抜群の走力で、三年連続で学校で一番、サッカーもエースです。二男は一年生で、兄貴同様走力もサッカーも優秀です。長女は生後一年三カ月で今は可愛い盛りです。兎に角元気でいっときもジッとして居ません。朝起きたら直ぐ食卓に座って「マンマ・マンマ」と言って食事の要求をする大食漢でそうです。みんな 健やかに育ちます様に・・・

2009年11月10日火曜日

優勝セール



昨日 ついでがありまして、イトーヨーカ堂まで行って来ました。 折から「巨人軍」優勝セールをやってまして、冷やかし半分で覗いて見たのです。
 やってました。例のテーマソング「闘魂籠めて」をガンガンかけて・・・  然し お客さんの姿は殆んど見えません。「♪ジャイアンツ♪ジャイアンツ」だけが館内に虚しく繰り返し流れ続けていました。「淋しい優勝セール」でした。

2009年11月9日月曜日

孫 大活躍!



昨日の日曜日 孫がソフトボールで大活躍をしました。

シングルヒット1本、犠牲フライ1本、ソロホームラン1本 と大当たりで4打点でした。その結果MVPに選ばれまして今日はご褒美に回転ずしに連れて行きました。

2009年11月8日日曜日

紫式部



静岡大学の岡崎真紀子先生の教えで、源氏物語の事が少し分かって来た様な気がします。 以前には源氏物語と言うと、光源氏と言う「女たらし」が身分と権力に物を言わせて、偶々美しい容姿に生まれついた事をいい事に、で次々に女をものにする「とんでもないワル」の物語だと思って居ました。そして 其の物語を書いたと言う 紫式部とは 女の癖に「何と言う助平で、慎みの無い人間だろう?」と思い込んでいました。
 所が 今度 岡崎先生の授業を受けまして、色んな本を読んで勉強してみましたら、源氏物語が、奥の深い含蓄の有る物語であると思う様になりまして、 紫式部と言う人の事も これは「ただ者では無い」と思える様になりました。
 生年は973年、没年は1014年と推定され、父は藤原為時で漢学者、兄弟は兄(弟とも言われて居る)と妹だと言われて居ます。「紫式部日記」に依れば、司馬遷の「史記」を父に教えられて居た兄よりも、傍で聞いて居た彼女の方が先に覚えて仕舞い、父は「此の子が男であったら・・・」と言ったという話が残って居ます。当時の女性としては珍しく漢学を本格的に学んだ様で、此の事が源氏物語を他の物語と違ったものにし、後世まで読み継がれる一因だったのでしょう。
 其の才女振りが認められて、当時の絶対的独裁者藤原家長の娘(彰子)が、一条天皇に入内した時、其の女房として宮廷に勤める幸運に恵まれたのです。つまり 紫式部は、当時の女性としては超エリートで、藤原家長と言う歴史に残る強力なスポンサーの援助の元で情報の収集とか、資材(用紙など 当時としては貴重品)を心置きなく使って あの 偉大で膨大な源氏物語の作成が可能だったのです。
 やはり 紫式部は歴史的天才だったんですね

2009年11月7日土曜日

潰してしまえ!日航!!

今朝の朝日新聞「声」欄に日本航空OB(58歳無職)の人の投稿が載ってました。
 主旨はこうです。「来る日も来る日も 『日航の年金が高すぎる。』と新聞・テレビで言われて、特別立法で『減額』する案が検討されているとの事です。此の年金は会社の拠出分があるにせよ、我々が自分達が積み立てたお金です。其れなのに 儲からない空港を作って、其処にJARを就航させて、こんにちの体たらくを招いた経営陣と、国の政策の犠牲に、我々はなったと言う思いがあります。最近日本中に渦巻いている日航社員の年金バッシングに、言い様の無い憤りを感じます」 と だいたい以上のものです。
 でも 此の人は根本的に間違って居ます。第一に 日本航空は此のまま放置すれば「倒産」する状態です。それで 国の税金=国民の負担 で 助けてあげようか?と言う所にあるのです。「倒産」すれば 年金なんかゼロです。1円も貰えなくなるのです。其れを 「減額が腹立たしい!」なんて呑気な事を言ってる場合じゃありません。其処の所が全く認識出来て居ません。
 この期に及んで「会社の経営状態が悪化したのは経営者と政府の責任だ!」と他人の所為にして、「だから俺達の年金を削減するとは怪しからん!!」と言ってますが、そんな事を言って居て問題が解決出来ればいいのですが、どうにもなりません。
 此処はひたすら潰れない様に「国民の税金」に依る援助をお願いしなければならない立場に有りながら、国民に向かって「腹立たしい!」とは何と言う身の程知らずでしょう。ヤッパリ 彼らは「国営企業」「親方日の丸」の「既得権益根性」が此処に来ても抜けないのです。だから 「日本航空なんか一旦倒産させろ そして泥沼を這いずり回る苦難を味わわせてやれ、そうしなければ立ち直る事は出来ない」と言う声もありますが、確かに日本航空の社員の客に対する対応ぶりにしても確かに国家公務員も斯くやと言わんばかりの横柄な態度です。 此の我が侭な投書をみるとそれも頷けます。

2009年11月5日木曜日

源氏物語その5

今日の静大の岡崎先生の講義は「源氏物語における時間表現について」でした。
 古典文学では、物語の進行時間軸は大体「一定のリズム」で書かれて居るものです。「源氏物語」が其れまでの文学の中で異彩を放っているのは、此の時間軸が変幻自在と言うか、緩急が物語の内容で違う処が有り、其れがアクセントとなって居て、読者にものがたりの魅力を感じさせているのです。
 例えば 一行で三年の時間経過を書いてある所⇒この御子三つになりたまふ年(桐壺)。 逆に 一夜の出来事を長々と数ページにわたり書いてある部分もあります。例えば⇒桐壺の更衣が亡くなり、帝が「ゆげいの命婦」を桐壺の更衣の母にお悔みに遣わした時、其の母と命婦との会話とか、其の命婦が帝に復命するシーンには、其の日の夕暮時から、次の日の夜明けまでの会話や出来事を事細やかに、本のページで10ページに亘って書かれています。他には 大体に於いて男女の濃密な会話が交わされる場面が此のページ数を多く費やされています。其処が源氏ファンには堪らない所になって居る訳です。紫式部の雅で柔らかい言葉遣いが千年後の今も我々の心を痺れさせるのです。日本の平安文学っていいですねぇ~

2009年11月4日水曜日

水戸への旅行



水戸市の千波湖公園に居る黒鳥です。人懐っこくて私達の方へ ヒョッコ・ヒョッコと歩き寄って来ます。此れは一昨年2月に行った時撮った写真です。 心無い人が此の黒鳥をころしたので、去年行った時には居ませんでした。
脳のMRI検査の結果 「異常なし!」と出ましたので、早速色々な活動を始めました。
 先ず 茨城県・水戸市の息子の所へ行来ます。昨年の10月以来焼一年ぶりです。孫の理南が去年の8月に生まれましたので、其の顔を見るのが楽しみだし、長男志乃哉と次男成隆の顔も見られるし・・・もう 嬉しぃ~い!!です。
 まず耳鼻科の松永先生に報告に行き、ついでにインフルエンザの予防接種をして貰いました。次に 循環器内科の向井先生に報告、両方とも神経内科の塚越先生から、ご丁寧な病状報告のお手紙を書いて戴いてましたので、それぞれ私の方から口頭の報告は不要でした。
 此れで 準備万端整いましたので今月11日に出発する事にしました。たのしみだなぁ~ 黒鳥が居て呉れるといいなぁ~

2009年11月2日月曜日

MRI検査の結果

今日は病院に脳のMRI検査を受けに行って来ました。其の結果を待つ間、色々心配して待合室で緊張して待ちました。美しい塚越敬子先生から<映像に大きな影が見えます>とか<脳溢血・脳血栓が見えます>と言われて「入院!!」なんて事になったらどうしよう? と ついつい最悪の事態まで考えながらビクビクドキドキ・・・病院に行く患者の気持ちというものは誠に不安なものです。
 やっと先生に名前を呼ばれて、「いざ!」とばかりに診療室二入りましたら「MRIで見た結果は特に問題はありません!!」と言う事でした。其れを聞いて体中の力が抜けて仕舞いました。
 兎に角 問題が無いと言う先生のご託宣で、安心しました。
 転倒した時には、いったいどうなる事か?と物凄い不安に襲われまして、耳鼻科の先生、循環器内科の先生、薬剤師さんに大変ご心配をおかけしました。だから 塚越先生にお願いして、耳鼻科と、循環器内科の先生宛てにお手紙を書いて戴きました。
ヤレヤレ 此れで安心して眠れます

2009年11月1日日曜日

弱い下手な日本サッカー



Jリーグ1部の山形が事も有ろうに明治大学に3-0で完敗しました。此れが日本のサッカーの現実の姿です。毎度言います様に、日本のサカーは何時まで経っても進歩が有りません。と言うか 世界のサッカーがドンドン進歩して行くのに、日本だけが停滞したままで、現状に甘んじて「ぬるま湯サッカー」を楽しんで居ます。
 彼ら選手達もコーチ、監督も『プロ』を称して居なければ其れでもいいでしょう。然し 既に『プロ』と称してサッカーでお金を貰って居るのです。恥ずかしく有りませんか!?!大学チームと言えば言わずと知れたアマチュアです。然も 言っては申し訳が無いのですが、大学のサッカーのレベルは低いのです。世界的に見ても、高校生のレベルと比較したら問題にならない程低いのです。其の原因は 監督・コーチが余り熱心じゃ無いのと、大学生の自覚がたりない事です。
 それが 事も有ろうに其のチームに3-0のシャットアウトで負けたのです。何たる事ですか!?!此処までJ1チームの実力が堕ちて居たとは・・・情けなくて言葉も有りません。
 私が思いますに、J1のチームが多過ぎるのです。J1は5~6チームにして負けたらドンドンJ2に落として駄目なチームは情け容赦なく振い落して行かないと、まるで「護送船団」見たいに「みんな仲良し」で楽しみ合ってては日本サッカーはレベルがドンドン堕ちて行く一方です。