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2009年11月18日水曜日

テレビの自滅

BPO(放送倫理・番組向上機構)が、やっとお笑い番組の余りにも酷い内容に気が付いたようです。出演者をひな壇に座らせて、言いたい放題=人の欠点をいたぶり、笑い者にして、楽しんで居る=と言ってもテレビを見て居る方はチットも楽しくないのに、自分達だけ必要以上にバカ騒ぎの大笑いをする、見て居て堪えられない悲しむべき番組です。出演のタレント達は、目立ちたいが為に、オーバーに笑い、自分の失敗談を面白おかしく話、其れを女性タレントは嬌声を上げて手を叩いて笑う、まるでオバサンの世間話を公共の電波で流しています。
 此の番組を、何の抵抗感もなく流し続けて来たBPOの倫理観は呆れるばかりですが、一方其の放送のスポンサーは、自社のイメージを此処まで崩されても心配無いのでしょうか?全く抵抗は無いのでしょうか? スポンサーの会社の経営者は此のテレビを見て無いのでしょうか?まさか テレビを見て、一緒になってエヘラ・エヘラと笑って居るのではないでしょうね!もしそうだとすれば其の人は経営者失格です。
 此のままでは、いよいよテレビ離れが加速して、テレビ業界の滅亡を招くのは明らかですが、その辺の認識が此の業界の人達には全然なさそうです。
 やっと気が付いたようですが、ちょっと遅すぎたじゃないですか?

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