2011年9月30日金曜日
イチローも人間
イチローも人間でした。あと1試合を残して184安打、11年連続の200本安打は遂に達成が出来なくなりました。
岐阜の山奥から出て来て、愛工大名電に入り、独特のモチベーションと努力で1991年ドラフト4位でオリックスに入団しました。それから六年連続首位打者の大活躍は誰しもご承知の通りです。
そして2001年から大リーグ シアトル・マリナーズに行き更に大きく華を咲かせたのです。
其れを見たオリックスの宮内義彦オーナーは、「イチローが 六年連続首位打者になった時、それでも観客が少しも増えなかった」と嘆きました。まるで<オリックスのフアンが増えないのはフアンが悪い>と言うのと同じです。では 「宮内さんオーナーのあなたはフアン増員の為の努力をどの様にしましたか?」と言われて一言も無いのです。自分は何もしないで栄光だけを夢見る身勝手な奴です。
日本の会社経営者は、部下を叱咤激励してギャーギャー言いますが、一つも具体的指示は出来ず、責任だけを押しつけます。こんにちの日本経済の低迷の原因はこんな所に在ります。
折角 イチローの様な逸材を持ちながら、其れを生かし切れず、フアンに恨み事を言う様な幼稚なオーナーが、日本には未だ未だ沢山居るのです。
2011年9月29日木曜日
黒塗りの報告書
東京電力が 福島第一原発の事故に対処する手順書を、写真の様に殆ど黒く塗り潰したものを、<衆議院科学技術・イノベーション推進特別委員会>に堂々と提出しました。
此れは 大人のする事では有りません。余りにも他人を馬鹿にしたやり方です。東電は 此の塗り潰しの理由として、「知的財産、核物質防護上」の為と挙げて居ますが、明らかな詭弁であります。
俺を聞いた枝野経済産業大臣は激怒して、「直ちに塗り潰し前の原本を提出せよ」と 東電に命じました。
いったい 東電の連中は此れまでして自分達の身を守ろうとするのでしょうか?。此れ程の大災害・大事件を起こしておきながら、<事故責任>も<加害者意識>も全然無いのです。
一昨日の国会の中継を見ても、予算委員会で、東電の西沢社長に対して、「事故責任は感じ無いのか!加害者意識は無いのか!」と詰め寄られても、言を左右にノラリクラリと言い逃ればかりで埒があきませんでした。被災者に対する補償も同様で、160ページ余の分厚い保障申請書を被災者に書いて出せ、と言う態度は、<面倒になって、申請が出て来るのが減るだろう>と言う処を追及されましたが、此れもノラリクラリの返事で、まさに他人事です。
結局 東電は<強力な政治主導で原発を勧めて来たのに、事故が起きたら全部東電の責任とは「そりゃ聞えません でんべいさん!」と言う 怨念が煮え滾っているからでしょう。
然し 事故は起きて、莫大な数の被災者が居るのは現実です。東電は もはや他人の所為にしたり、他人を頼っては居られない立場です。大人ですから 其の自覚を持って貰いたいものです。
2011年9月28日水曜日
証券業界
いま 証券会社は大変な様です。我が家でも毎日2~3本の電話が掛かって来ます。若い男性の必死の声で「○×証券の代理店」です というもので、此方が多忙な時に限って掛かって来ます。想像致しますに、新入社員か契約社員が、「契約を何時までに何本採って来い!さもなくばクビだ!」と言われて泣く泣く電話をして来るのでしょう。声の様子で泣き顔が想像出来ます。可哀想に!
とは言え 今時 株取引をするのは金をドブに捨てる様なものです。連日 あらゆるメデイアで「いまは株等の投資は止めましょう!」と連呼されている中で、証券会社の営業マンは未だ嘗て無い逆風に曝されて居るのです。
昔 高校を卒業したばかりの女の子が、30年も勤めたお父さんよりも沢山ボーナスを貰った、という夢の様な話も聞きました。其れくらい証券会社が景気の好い時代もありました。
時は流れ アメリカやヨーロッパがこれ程不況になり円高ですと、株で儲けたと言う話はトント聞きません。おそらく あの煩い電話も、もう暫くで聞えなくなるでしょう。
2011年9月27日火曜日
小沢さんピンチ
石川智裕衆議院議員に有罪判決が出ました。言わずと知れた<陸山会>の会計責任者で、小沢一郎衆議院議員の筆頭秘書です。<陸山会>の政治資金収支報告書に虚偽報告をした過度で、他の二人の小沢氏の子分と一緒に裁判にかけられて居ます。
肝心の小沢一郎親分も、10月6日に裁判が始まります。弁護団が数十人の大軍団を引き連れて<無罪>獲得に自信満々でしたが、今回の石川議員への有罪判決は、親分の裁判にも少なからず影響すると思われます。
数十人の大弁護団の中にも、コッソリ脱落して行く輩も出るでしょう。何しろ彼等弁護士達の目的は、<売名行為>であり、<仕事のお零れ頂戴>と言う極めて利己的なものでしか無く、言わば 山口県の光事件の有象無象弁護士達と同じです。
小沢さんは これで風向きが一変しました。今度の大震災でも、被災者の事よりも自分の裁判の方に意識が行って仕舞って居ましたから、地元岩手も人達からも非難の声が挙がって居ます。
小沢さん もうソロソロ退け時でしょう。政治家として此れ以上意地を張るのは見苦しいばかりで、岩手県の偉人宮沢賢治も泣くでしょう。
2011年9月26日月曜日
可愛いワン公たち
私は 朝夕 ほぼ毎日ウオーキングをして居ります。其の時の楽しみは、其の道すがら近所で飼って居るワン公達に逢える事です。だいたい毎日5~7匹の可愛いワン公に逢います。
此の写真のワン公は其の内で尤も慣れ親しんで居る<大吉君>です。逢うと必ず前足で私の足や手に力一杯ハグして来まして放しません。ワン公も此処までなつかれては可愛くて堪りません。
他にも シベリアンハスキーのカレンちゃん、トイプードルの小麦ちゃん、リンちゃん、等など夫々に個性が有ってウオーキングをしながら、今日は全部に逢えたな とか 今日はあの子に逢えなかったけど、どうしたのかな? と 思いつつ朝夕の楽しみをして居ります。
2011年9月23日金曜日
2011年9月21日水曜日
台風15号
台風15号が来ています。沖縄辺りで約二日間もウロウロして、やっと動き出したら何と我らが東海地は尾を直撃じゃありませんか!?!和歌山や三重、奈良の人達はつい先日も被害に遭ったばかりで、また土砂災害の危険が有ると言われて居ますが、余りにも酷い災害に、現地のお年寄りの表情が虚ろで気の毒で堪りません。
今度は名古屋に来襲すると言う事で、昨日からの大雨に街が沈没するかも知れないと報道されて居ます。台風の足が遅いので、テレビの報道も昨日からの同じ画面を繰り返し見せられてウンザリして居ます。
名古屋の旧友達の事も心配でしたので、電話やメールで様子を尋ねましたが、いずれも無事で浸水等の被害は無いと言う事で安心しました。(悪運の強い奴等め!)
我が家は静岡市でも日本平の中腹と言う高台ですから、浸水の心配は全く有りませんが、風が強く吹くと怖さを感じます。兎も角 早く行って呉れぇ~!!
2011年9月20日火曜日
青年達の快挙
日本の青年六人が、東日本大震災に対して、台湾から170億円もの義援金が贈られた事に感謝して、其のお礼の気持ちを表そうと、沖縄県の与那国島から台湾まで120kmを50時間遠泳して、19日朝無事に台湾に到着したそうです。
6人は30分づつ交代のリレーで、台風15号で荒れる波に負けずに見事泳ぎ切りました。台湾では100人を超える人達が海の中まで入って、彼らの快挙を出迎えて呉れたと言います。
此のメンバーのリーダーは、茅ヶ崎市のライフセーバー・全日本チャンピオン鈴木一也さん(31)で、彼の呼びかけに賛同した5人の会社員と学生がメンバーに加わったそうです。
彼等には 岩手県・宮城県・福島県の各県知事から、馬英九総統と台湾の皆さんへの「お礼のメッセージ」が託されて居ました。
素晴らしい事をやりました!! 日本の青年達よ!君達は素晴らしい!きっと台湾のみならず、世界中から称賛されるでしょう。
2011年9月19日月曜日
違反逃れ
又も下ネタで恐縮です。三重県四日市市の道路で、一旦停止の標識の有る処で、一旦停止を怠った為に、警察官に停止命令をされて、50歳の女性が取り調べを受けました。
取り調べ中に、女性が尿意を訴えて、「もう我慢出来ない!」と言うので仕方なく近くのコンビニ迄パトカーで移動中に、遂に堪らずパトカーの中で<お漏らし>をして仕舞ったそうです。
此の話をして居ましたら、近所のオバサンが、マツコスペシャルの様な巨体を揺さぶりながら「ああ~ら何よ 私なんか 二度も其の手で違反を見逃して貰ったヮ!」だそうで更に「アァ~ッ!もう駄目!漏れちゃう!代わりの下着を持ってないし、どうして呉れるの!」とやったら お巡りさんは此の巨体のオバサンに、パトカー内でジャーとお漏らしをされては、後始末の悲劇を考えてパトカー一台が使用不能になるよりは、署長に始末書を一枚書いた方がマシだと思って「早く行って!」と見逃して呉れたそうです。
此の手で二度は成功しましたが、三度目は婦人警官で、何をしても駄目で、とうとう切符を切られて仕舞ったと言ってました。此のオバサン しょっちゅう違反をして居るのですね。
2011年9月18日日曜日
韓国の大統領
韓国では9月16日大停電騒ぎが有りました。韓国電力が、夏の電力消費のピークを過ぎた、と 早とちりして、節電政策を解除した為、やはり残暑が厳しい韓国でも電力需要がオーバーして、予告なしの大停電になり、韓国中の主要都市での大混乱になりました。
そこで 李明博(イム・ヨン・バク)大統領が、韓国電力本社へ直接乗り込み、社長以下幹部を集めて「君達は 責任を果たすべく仕事をして居るのか!!」と語気鋭く叱責したそうです。
前総理の菅さんも 三月の時点で此れくらいの迫力でやって欲しかったですね。そうすれば東電の事故対応ももっと良くなったでしょう。
2011年9月17日土曜日
「ヘ長調」
「へ長調」のお話です。私の若かりし日の其れは其れは悲しい物語です。
20代の頃 私は大阪に勤務して居りまして、青春真っ盛りでありました。大阪の女性には独特の臭いが有りまして、若い人は勿論、高齢になるほどそれが激しくなります。<道頓堀のメタンガスの臭い>と言うヤツです。テレビを見て居ても大阪出身のタレントが出ると、画面が臭いそうな気がして仕舞います。あの 無遠慮な大阪弁を振り回されると、あの臭いを濃縮してぶっつけられた様な不快なものを感じます。
処が 大阪にもそんな臭いを全く感じさせない女性が居たのです。芦屋にお住まいのお嬢さんで、此の人は綺麗な標準語を話しました。聞く処では 先祖代々芦屋の住民で、筋金入りのお嬢様です。
幸運にも 其のお嬢様とお友達になる事が出来まして、或る時 清水の舞台から飛び降りる決心で、デートにお誘いを致しました。ピアノリサイタルが小さなホールで開催されまして、其れにお誘いを致しました所「お誘い戴きまして有難う存じます。喜んでお伴致しますヮ」と 望外の嬉しい御返事でした。
当日 ショパンのピアノソナタを何曲か聞いて居ましたら、突然 隣の彼女の席の方から「プ~ッ!!」と 異様な音がしました。<へ長調>の音です。みんな此方を見て居ます。私はどうしたらいいか困って彼女の方を見たら、彼女は私を睨みつけて居ます。つまり 「いまの屁は私がしたのだ!何と言う無作法な!!」と言う表情です。私は呆れたり驚いたりで、只 黙って居ました。
すると 又しても先程の<ヘ長調>の音がホールの中に響き渡りました。周囲に 私を犯人と認識させる事に成功したので安心したのか、今度は猛烈に大きななヤツをブ~~~ッ!!とやって仕舞ったのです。今度はもう誤魔化し様が有りません。みんな真犯人の彼女の方を呆れ顔で見て居ます。
私は 彼女の手を引いてホールの外へ出ました。其の侭 彼女は私には何の挨拶も無く、地下鉄の駅へと消えて行きました。当日の彼女は、余程お腹の具合が悪かったのか、なにか変な物をお食べになったのか、きっと腸の中にガスが目一杯溜ってどうしようも無かったのでしょう。余り静かなリサイタルで、途中でトイレにも行けず、さぞ 苦しかっただろうと同情しましたが、其の後 彼女には二度と逢う事は出来ませんでした。本当に 上品で素敵な人だったのに・・・
2011年9月16日金曜日
2011年9月14日水曜日
2011年9月13日火曜日
鉢呂吉雄経産相がメディアのバッシングに遭い辞任に追い込まれました。福島を視察後の発言が問題だと言う訳です。「福島はいまや死の町と言う形だった」またふざけて「放射能を着けちゃうぞ」と言った発言が、被災者の人達の心情を侮辱して居ると言うのです。 鉢呂氏の発言は確かに軽率で、非難に値するものでしたが、一方で 一斉に声を揃えて鉢呂氏を非難したメディアの態度は、言うなれば「野次馬根性」と言えます。 原発が危険なものだ と言う事を隠して「安全だ!安全だ!」と偽り、国民をだまして来た政治家・官僚・電力会社とそれに学者達。此の人達こそ大いに非難され、バッシングされるべきで、此の人達の責任追及こそがメディアの仕事です。 其の根本の問題をえぐり出して、徹底的に国民の前に曝し、其の解決の方向を見出すのがメディアの最大の役目です。 大臣の失言の言葉尻を捕まえて、大問題にするなんてチッポケな事をするより、もっと大きな問題を起こしながら、平然として居る政治家・官僚・電力会社と学者達の澱み堪った澱を綺麗にしなければ、又同じ悲劇を繰り返すでしょう。
2011年9月12日月曜日
2011年9月10日土曜日
2011年9月9日金曜日
2011年9月8日木曜日
今日の朝日新聞「声」欄に、日野市の主婦 国分知子さんの厳しいご意見が載って居ます。一川保夫防衛大臣が「私は安全保障の素人だが、其れが本当のシビリアンコントロールだ」と発言した事に就いてです。 つまり 「こんな人が大臣になっては困ります。今は国難の時、素人が大臣になってから防衛問題の勉強をして、試運転をするのを待っている訳にはいきません。当選回数や、党内バランスで大臣が決まるのでは、順番に当たる給食当番と同じです。野田首相 考え直して下さい」と言うものです。 国分さんには申し訳ありませんが、給食当番の方が未だましです。給食当番は、責任を持ってクラス全員に給食が満遍なく行き亘る様に、努力して任務を全うします。だから其処には揺ぎ無い使命感が有り、クラス皆への温かい配慮が有ります。 一方 大臣にはそんなものは有りません。責任感・使命感・配慮なんて言葉を彼等は口では言いますが、心の底では露ほども有りません。有るのは自分の選挙の事だけです。選挙で票を集めるには如何にすべきか!?!その為に大臣になるのは有効な手段です。何大臣で有ろうと構いません。大臣に必要な知識とか、ポリシーとか、フィロソフィーとか、そんな物はどうせ省庁居るに官僚達の言うがままにして置けば良いのであって、大臣がツベコベ言ったり、したりする必要は無いと考えて居るのです。野田総理だって、民主党の代表選挙の時、「ワシに投票して呉れたら、君を大臣にするから・・・」なんてカラ手形をイッパイ切って総理になったのですから、「コイツを大臣にして大丈夫かな?」なんて奴でも大臣にしなきゃならないのです。 だから 一川防衛大臣の様な奴が何の疑問も無く出て来るのです。此れが日本の政治システムです。立派な政治家が出て来る筈がありません。
2011年9月7日水曜日
野菜生活
2011年9月6日火曜日
ラベル: アッパレ!なでしこ!
2011年9月5日月曜日
2011年9月4日日曜日
ラベル: しっかりせぇ!なでしこ!