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2011年9月5日月曜日

 ジャマイカのウサイン・ボルト 凄かったですねぇ~ 2位以下を凡そ20mも引き離してゴールしました。4X100mリレーの話です。三走からバトンを受け取ってから、たった100mの走行距離の間で、其れだけの差を付けるなんて信じられない早さです。  尤も 三走のブレイクも素晴らしい走りをしました。二番手のアメリカに2m程のリードをしてアンカーのボルトにリレーしました。其れを見たアメリカの三走とアンカーは慌てて仕舞い、バトンパスが出来ずに転倒して仕舞い、又 イギリスもバトンパスが出来ませんで、あとはボルトの独り舞台になりました。そして 37秒04の世界新記録で優勝でした。誠にアッパレ!!です。  私も 高校時時代に此の競技に県の代表で国体に出た経験があります。4X100mリレーは一人で走るのはたった100mですが、掛かりくるプレッシャーは大変なものです。特に1走の心境たるや<心臓が口から飛び出て、グランドを踊りまわる>程に緊張します。  リレーのメンバーは、みんな心の中で「どうぞ自分が1走になりません様に!」と必死に祈って居ますが、何故か監督は 此の気の弱い私を1走に指名したのであります。  1走はスタートして直ぐに第一コーナーのカーブになりま す。だからスタートからカーブまでの10数mが勝負です。つまり 如何にして好いスタートを切るか!此れが全てです。  喉がカラカラに乾きますから水を飲みます。するとすぐにオシッコに行きたくなります。こんな事を繰り返して居ると、ライバル達も矢張り同じで、セッセと来ては用を足して居ます。其れを見て「ハハァ~みんなも緊張して居るんだな」と思って少し落ち着きます。  スタートラインに立って、スターターの「位置に就いて!」の声を聞くと不思議に落ち付きます。そして「ヨーイ!」から3秒数えてドン!で出ます。2走、3走とうまくバトンが渡り順調でしたが、アンカーが抜かれて3着になりました。  <アンカーに凄い奴が居る> と言うだけで、他のチームに猛烈なプレッシャーを与えます。昨日の世界陸上競技のジャマイカは、まさに其の通りのチームでした。

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