2011年9月12日月曜日
昨日のなでしこジャパンは、ボクシングで言えばクリンチで必死に粘り、漸くゴングに救われたと言う感じで1:0で逃げ切りました。
毎度の事ながら、ルーズボールへの寄り足が中国よりも一歩遅く、「五連戦で疲れて居た、とか 雨でピッチの芝生が滑って走り難かった」とか、相変らずの言い訳をして居ました。そんな事は相手の中国でも同じ事、卑しくも「なでしこ」の名前を戴いて居て、国民栄誉賞まで戴いたプライドにかけて口が裂けてもそんな言い訳をしてはいけません。
監督も、沢選手も言ってましたが、トップレベルの選手と、若手との力の差が余りにも歴然と出て仕舞いました。今後の課題は、此の若手のレベルアップをして、ゴールへの貪欲な執着心を養わなければいけません。あと一年 なでしこ達の険しい道が始まります。
昨日のゲームで一人光る選手が居ました。鮫島彩選手です。最後尾から再三トップまで上がってチャンスを作りました。あの細い体で、五試合全部フル出場にも拘らず、他の選手がアゴが上がってへばって居る時に、左サイドを全力で駆け上がって行く姿に感動しました。優しく、可愛らしい顔の何処にあの物凄い根性が宿って居るのでしょう?
今回のオリンピック予選の最大の収穫は、鮫島彩選手です。
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