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2011年11月1日火曜日

ギリシャ人気質

 ギリシャ人の気質と言うのは、日本人には到底考えられないものがあるそうです。先ず 何事も全部他人任せで、何事でも「誰かが何とかして呉れるサ」と言う考えで、徹底して居るので、どんな問題が有ろうが誰も事の解決に当たろうとしないのです。国家財政が破綻しようが、公務員を無茶苦茶増やそうが、政府が出鱈目な政策をしても、国民みんなが「誰かが何とかして呉れるサ」と、全く気にもしないと言います。其のギリシャの金銭感覚を表現したのが以下の記事です。
 『ギリシャ国債のデフォルト(債務不履行)危機が深刻化している。ヨーロッパの小国にすぎないギリシャのGDPは2500億ユーロ(約27兆円)しかなく、日本(約500兆円)の5%強、神奈川県民所得(約32兆円)より少ないレベルだ。これはユーロ圏のGDP総額9兆ユーロ(約900兆円)の3%にも満たない。
 ギリシャ問題を複雑にしているのは、ギリシャの特殊性とユーロという共通通貨制度だ。
 まずギリシャの特殊性。ギリシャは破綻(債務不履行と債務条件変更)の常習国なのである。
1800年以降の200年余の歴史の中で、ギリシャの債務不履行と債務条件変更の年数は50%を超える。いうなれば、2年に1度は破綻している国なのである。
 ユーロ圏では、ギリシャ以外にもポルトガル、イタリア、スペイン(ギリシャとともに各国の頭文字をとって、PIGSと呼ばれている)も財政問題が指摘されている。ギリシャはこれまでの素行は圧倒的に悪い。』
 此れではドイツやフランスがギリシャを救済するのに躊躇するのも無理がありません。一時的に救済しても、此の金銭感覚では又すぐに借金まみれになって「助けてぇ~!」と言い出すでしょう。
 然し 問題は此のルーズな金銭感覚をギリシャ人は悪い事だと全く思って無いのです。日本人ならとっくに袋叩きになって半殺しの目に逢うのですが、ギリシャ人はケロリとして「借金をして何が悪いの?」と言う神経ですから付き合い切れません。自尊心もプライドも無いのでしょう。
 まるで 落語に出て来る道楽息子と同じで、他人の懐をあてにしてしか生きられない哀れな国です。でも 其の事をチットモ哀れに思わない民族性は理解出来ません。

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