2011年11月24日木曜日
立川談志師匠
落語家の立川談志さんが亡くなりました。享年75歳でした。柳家小さん門下で小さん師匠と対立して破門となり、弟子を連れて「落語立川流一派」として独立しました。
然し 普通の寄席の高座にに上がる事が出来なくて、様々なイベントに出張出演をしたりして、弟子共々かなり苦労をして来た様です。
小さん師匠が亡くなる寸前には、周囲の皆が師匠に詫びを入れて許して貰う様に勧めたのですが、頑なに意地を張って詫びを入れませんでした。
彼の落語は 歯切れが良く、歯に衣着せぬ毒舌が特徴で人気が有りました。然し 癌を発症してからは体力が衰えて気の毒な様子に見えました。でも 落語を見たり、聞いたりする能力は確かなもので、生前「お金を払っても聞きたいと思う落語家は、古今亭しん朝だけだ」と言って居ましたが、其のしん朝さんはとっくに先に逝っちゃいましたので、あの世で今頃「よっ! 俺も来たよ!」とか言ってるでしょう。
「葬式はするな」「お経は要らない」「骨は海にまいて呉れ」と談志師匠らしい遺言をして逝ったと言う事が伝えられています。 合掌!
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