私も他人様の事は言えないほどの自他共に認める臆病者ですが、此の人には負けました。
一昨日の事です。妻が頸椎のヘルニヤの手術をする為、予備検査をしました。造影剤に依るCT撮影をした時、其の私の上を行く「愛すべき臆病者」に出会いました。
ご存知の通り、病院と言う所はどう言う訳か患者を待たせます。「少しお待ち下さい」と言って20分は待たされます。其の時 妻の前の順番だった男性が顔面蒼白で、矢鱈と話し掛けて来ます。「自分の事、家族の事、子供が何処に努めて居て云々・・・」つまり 恐怖の余りパニックになって居るのです。そうやって喋り続ける事で恐怖から逃れようとして居るのです。70歳くらいの大の男が・・・。
恐怖と言ったって、背中から注射器で造影剤の注入をして、あとは機械に載せられてグルグル回転させられて写真を撮られるだけなんですが、それが恐くて藪のスズメみたいに囀りまくるのです。更に見れば目線が宙に浮いて泳いでます。付き添いの奥様らしい人が申し訳なさそうにして居ますが、囀りは止みません。名前を呼ばれても囀りながら検査室に引っ張られて行きました。 私は 此の人に「臆病度」で負けました。 恐れ入りました!!
2009年4月26日日曜日
愛すべき臆病者!!
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