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2010年2月25日木曜日

北海道 独立!?

 北海道独立論と言う面白い論文を読みました。勿論おふざけでは無く、大真面目な論文です。
 白川暢明さんと言う名寄市立大学教授の論文です。白川教授は1943年北海道生まれの「道産子」で、北海道大学を卒業、国立旭川高専教授から現職です。つまり 心の底から北海道を愛して居られる人です。そして 北海道の地から本州を眺めてつくづく本州側の政府・中央省庁に愛想が尽きたのでしょう。
 其の主張する所は「本州政府は税金を取るだけ取って置いて、我々には何もして呉れない!」「其の為 人口は減る一方、産業は衰退・失業率は沖縄と同じ、若者は北海道を見限って出て行くばかり、少子高齢化、まぁ 北海道のあらゆるものが衰退の一途だ。なのに本州政府や省庁は全然何もしてくれない!此れ以上、日本に隷属して居てもしょうがない! もう独立だぁ!!」と言う事です。
 確かに 言わんとする所には一理有ります。公共事業予算は鈴木宗男が失脚して以来サッパリだし、自治体が発案した事業は全部失敗で、借金まみれだし、北海道観光はホテル代が高過ぎる割にサービスが悪くて客離れがしてますし・・・
 産業としては 農業と漁業の他には此れと言って無いし、東京始め 大都会のデパートで、「北海道産物展」をしきりと遣りましたが、やや飽きられて仕舞いました。
 さぁ 此れで「北海道独立」なんてできるのでしょうか? 財政基盤はどうするのでしょうか? 農業・漁業と言う一次産業だけでは道民の生活は成り立たないでしょう。
 そこで 一つの提案ですが、沖縄に有る米軍基地をソックリ持って来ちゃうのです。あんなに沖縄の人達が嫌って居るのですから「どーぞ どーぞ!」と喜んで譲って呉れるでしょう。そして 土地はイッパイ有ります。何しろ人間よりも熊さんの方が多い位広大な土地が有りますから、基地の騒音など全然問題ありません。
 只 沖縄は基地が無くなると失業者が沢山出て、今度は困るでしょうね。

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