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2010年9月8日水曜日

農業改革




 農水省が発表した今年2月時点の農業就業人口が、260万人で、5年前に比べて75万人減(22.4%減)だそうです。原因は高齢化と後継者不足が極端に進行して居る為です。此の写真の農家の様に真面目に農業に励んでいる農家は少ないのです。
 根本的要因は、大きく分けて二つ有ります。
◎その1 低所得。と言われて居ますが、実際の所は良く分かりません。其れは全国的に統計をしたデータが無いからです。一説には、正直に所得申告をしない農家が殆どだから、実態が掴めないのです。近所で農業をしている方に聞いてみますと、{農業所得=1,500万、諸経費=800万、差し引き粗利益=700万}ですから、下手なサラリーマン家庭より豊かな生活が出来る筈です。家には乗用車(クラウン)1台、農作業用軽トラック1台が有り、其れ等に掛かる経費と水道光熱費も諸経費で処理して居ますから、サラリーマンとは比較にならない程にリッチと思えます。ただ 遣る気がないだけで、それでも金が欲しいと言う強欲者です。
◎其の2 戸別所得補償制度。それでも民主党は総額5,600億円の税金を遣って農家を補助すれば、離農者が減って、農業を遣ろうと言う若者が出て来るかも知れない。と農水省の政務三役は真面目に言ってます。然し静岡県内の稲作農家の男性は「お金を貰っても後継者不足の解決には繋がらない」と言ってます。此の様なトンチンカンな事を真面目に考えて、莫大な税金を遣おうとしているバカな政治家達をクビにしたいものです。
◎其の3 企業化。 カゴメ、ワタミ、野村ホールディングスなど、大企業が農業に進出しようとして居ます。ただ 現行法では、企業が単独で農地を購入する事が禁止されて居ます。これは単に農家を保護するだけが目的の規制で、政治家の利益を目的の為に作られたものです。
 扨 農業は3K(汚い・キツイ・カッコ悪い)と言うイメージを作り上げたのは農家自身です。永い年月かけてこれ等のイメージを払拭する努力をするどころか、此れに甘えて政治にオネダリの手段に利用して来た為に、若者に嫌われて、後継者が居なくなって仕舞ったのです。
 だから こんなやる気の無い農家にはサッサと消えて貰って企業化するのが一番の解決方法です。
 

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