2011年8月8日月曜日
原爆と原発
<原爆と原発> 8月6日66回目を迎えた「広島原爆の日」に、66年前広島で被爆して、今年福島で原発事故で被爆して広島に避難して来た男性の、絞り出す様な言葉がテレビで放送されました「私にとっては 原爆も原発も同じものです」。<広島と長崎>では私達は<被害者>です。然し<福島>では<加害者>です。
何故ならば あの原発を建設する時、私達は<原発給付金>を目当てに、建設工事の誘致を乞い願い、露骨なまでの運動をしたじゃありませんか!執拗なまでに国会議員を追いかけ回し、「センセ!センセ!」と夜討ち朝がけをした県知事・県会議員・市長・町長その他諸々を挙げての活動の結果、獲得した給付金で「身分不相応なハコモノ」等を目イッパイ建てて、挙句の果てに3.11の事故が起きたら態度を一変して、まるで原発を<悪魔>の様に言い放って居ます。そしてすまし顔で<被害者の椅子>に座って、今度は「保障!保障!」と叫んで居ます。
確かに 原発は「国会議員・官僚・電力会社」が結託して<安全神話と言う偽情報>を捏造しました。然し 其れに伴う<給付金>と言う甘い蜜に群がって行った浅ましき輩が大勢居たのも事実です。そして其の群がる無智な人達の為すがままに看過した私達も、責任を免れません。だから私達も<加害者>であります。
これから何十年か先、今の幼児たちに放射能の影響が出て、癌などを発病したらいったいどう責任がとれるでしょう? 原発と言う<カネの成る木>に群がり寄った見苦しい行動の所為で、此の幼児達は塗炭の苦しみに喘ぐ事になるのです。
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