今日の朝日新聞の「声」欄に切実なご意見が載ってました。
投稿者は相模原市の主婦 田所さん 以下はその要旨です。
「私には 小学校四年生と三年生の年子の娘が居ます。長女は重度障害児です。一日に四回、食事代わりの栄養剤の注入をチューブでしなければなりません。注入、洗浄とゆっくりする時間はありません。それは医療行為の為に家族しか行えません。正直、疲れて逃げ出したいと思う事もあります。
そんな中、突然の安倍総理の辞任に、驚くとともに私自身の日々の生活に比較し、悲しくなりました。 辞任会見の首相の疲れた表情に、ご苦労があった事は想像できます。体調の悪い中でのお仕事は、辛かったでしょう。お疲れ様という気持ちもありますが、悪いですが、「やーめた!!」ですむ首相が羨ましい。私達はどんなに辛くても逃げられないし、後任は居ないのです。終わりの見えない介護に途方に暮れることもしばしばです。お分かりでしょうか?。
政治の最高責任者が自分だけ逃げてずるいと思う私は、心が狭いのでしょうか?。私達が日々懸命に努力しても、絶望的な気持ちになるのが今の日本の福祉や介護の現状です。
次の首相には途中で仕事を投げ出す事なく、本当に弱者の立場に立った福祉政策をと願って居ます。」
何と言う切実な声でしょう。本当に安倍さんは 自分がした事の重大さが解って居るのでしょうか解ってないだろうねぇー!?!
2007年9月23日日曜日
逃げた首相と逃げられない民
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