静岡大学の小和田教授が今年三月で定年退官をされます。昨日 その最終講義がありました。有名な教授の最終講義とあって、いつもより広い講堂にOG・OBも含めて立ち見が出る程の超満員でした。テレビのカメラも2台来て取材をしてましたので近々放送されるでしょう。
最終講義は「戦国史研究の成果と課題」として以下の四項目に就いてでした。
1.北条早雲の出自をめぐって
北条早雲出自の諸説
備中伊勢氏説を補強・確定
2.今川義元像の見直し
桶狭間の戦いの虚実
戦国大名今川氏の先進性と織田信長
3.歴史上の敗者の復権
明智光秀
石田光成
関白秀次
4.「偽書」とされた史料の再評価の試み
「甲陽軍鑑」
「武功夜話」
以上の四点の項目に、小和田教授独特の視点から三十六年間の研究の成果を、熱の籠った話で制限時間一杯の九十分間よどみ無く弁舌爽やかで、終わると万雷の拍手喝采でした。
四月の新学期から小和田教授は名誉教授として大学には残られると言う事ですが、常勤では無いと思われますので、此の楽しい講義が常時聞けなくなると思うと、まことに残念です。
此の講義の内容は、明日からのブログにアップしますのでお楽しみに・・・
2009年2月10日火曜日
小和田教授の最終講義1
投稿者 不老愚 助光 時刻: 19:24
ラベル: 小和田教授の最終講義1
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